Curiosity Diary -5ページ目

星への旅 (新潮文庫)/吉村 昭

星への旅 (新潮文庫)/吉村 昭
¥540
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最近、吉村昭の本ばかり。


これは歴史物に転身する前の初期短編集。


というか、暗すぎ。。。ほとんどの作品のテーマが「死」。


表題作は「集団自殺」がテーマだし。(太宰治賞受賞)


しかし、やはり白眉は、本書に入っている「少女架刑」ですな。


これは、「名短編ここにあり」という本で最初読んだが、ものすごい衝撃作だった。


これは「小説好き」を自認する人には、一読強く推奨したい。

私の好きな悪い癖 (講談社文庫)/吉村 昭

私の好きな悪い癖 (講談社文庫)/吉村 昭
¥520
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吉村昭のエッセイは良い。


そして、この表題は「おしゃれ」だな。

コンサルティングとは何か (PHPビジネス新書)/堀 紘一

コンサルティングとは何か (PHPビジネス新書)/堀 紘一
¥861
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なんか、妙な力がある。この人の話には。


俺様トークが炸裂という印象もあるが、コンサルタントの若手~中堅は、読んでも損はない内容が詰まっている。



週刊ポスト 5月20日号

http://img.zassi.net/mag/WPOST/20110520/top/_SWF_Window.html



吉田豪インタビュー 北方謙三「試みの水平線」伝説が読みたくて買った。最高のインタビュー。電車の中で吹き出した。


前もこのブログで絶賛した 徳田虎雄氏のノンフィクション連載、「トラオ」も相変わらず好調。


内沢旬子&高野秀行&サバイバル登山家の鼎談、は、よくこの三人の組み合わせを考えました!と編集者に座布団一枚上げたい好企画。


脱原発への冷静な議論を促す記事も、好感。


と、ここまではベタボメだけど、


メイン記事の緊急対談


藤原正彦と櫻井よしこの対談「日本人の覚悟と誇り」


がお花畑な内容でビックリ。


櫻井よしこは、「天皇がいる、というこんな国柄があるのは世界で日本だけ」と語った直後に「自民党は国家の形をいびつにしてしまった責任がある。普通の民主主義国家とし基本的に同じ形になるように現状を修正すべき」と言う。あの~、普通の民主主義国家って、天皇を頂いてひれ伏している国なんでしょうか。何を目指しているのかさっぱり分からない。


藤原正彦は「日本人の遺伝子には弱者へのいたわりがある」と、理系とも思えないよく分からない発言、そして、「日本が困ったときには天皇が助けてくれる」と。


こういう発想で、お二方が敵視する某国に勝てるんでしょうかね…。


と話が脇道にそれたけど、


とにかく、北方謙三インタビューは最高だった。


名将の演出―号令・命令・訓令をどう使い分けるか/大橋 武夫

名将の演出―号令・命令・訓令をどう使い分けるか/大橋 武夫
¥1,680
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かなり古い本である。


まだ、アマゾンの中古ではわりと普通に入手可能。


帝国陸軍参謀だった著者だけに、戦争を題材にした記述が多い(というかほとんどがそれだ)が、組織統率に関する様々な箴言は、大変勉強になる。



渋沢栄一〈2〉論語篇/鹿島 茂

渋沢栄一〈2〉論語篇/鹿島 茂
¥2,100
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超大作だった。


渋沢が、かなり年老いてから「倫理運動」的なもの、日本人のエートスを作り替えなければいけない、と思い、行動した点が印象に残った。



実際に読んだのは先月です。

神の子どもたちはみな踊る (新潮文庫)/村上 春樹

神の子どもたちはみな踊る (新潮文庫)/村上 春樹
¥460
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ゴールデンウィークに実家に顔を出し、自分の部屋の本棚からピックアップ。


阪神大震災を受けて、村上春樹が発表した小説。


再読する。


発表された当時とは、また違う味わいを感じる。

文学界 2011年 05月号 [雑誌]/著者不明

文学界 2011年 05月号 [雑誌]/著者不明
¥950
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津村節子「紅梅」


読みたかった。読んで良かった。



天皇陛下が吉村昭の病状を慮っていらっしゃた、とか、夫婦作家がどのようにお互いの作品を読み合っていたか(というか読んでいなかったという方が正しいが)、など、ディテールもさることながら、



80才でこの小説。

それだけで何も言えない。

週刊ポスト GW増大号や日経ビジネス「東京電力の大罪」など

雑誌やら何やら、時事ネタの感想を幾つか。


http://img.zassi.net/mag/WPOST/20110513/top/_SWF_Window.html



週刊ポストは、目玉記事の一つ、佐野眞一の孫正義のインタビュー(この前までのノンフィクションも面白かった)もさることながら青木理氏による、徳田虎雄氏の記事「トラオ」が凄すぎ。説明しがたい。これは立ち読みでもぜひ読んだほうが良い。


昔、会社の同僚が徳田虎雄の自伝漫画、「トラオが行く」(だったか?)が目茶苦茶面白いと言っていたことを思い出した。



日経ビジネス最新号、は、「東京電力の大罪」ということで、今更ながらに「東京電力はヤバイ」「原子力共同体は馴れ合い」「東電は既に終わってた」などと書いているけれど、ホントに「今さらジャーナリズム」という感じで呆れてしまう。まあ、締めに武田徹氏という外部のジャーナリストを起用して、メディアに対する批判記事を掲載しているところに良心が見えるが。


そして、ホリエモン上告棄却で収監へ。


「日本は法治国家にあらず」


「誰がホリエモンを殺すのか」


まあ、そういう問題意識を持ってこの問題を理解しているのは、世の中の1%以下でしょう。


そういえば、(ホリエモンの件の一日前のことだが、)茂木健一郎氏はブログで「大乗」から「小乗」に転向した、と書いていた。


http://kenmogi.cocolog-nifty.com/qualia/2011/04/post-c5b2.html


何だか、感無量です。


私の文学漂流 (ちくま文庫)/吉村 昭

私の文学漂流 (ちくま文庫)/吉村 昭
¥630
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震災以降、フィクションの小説を読むことが何か虚しい。

巨大な現実が、それを超えるシーンを目の当たりにしてしまったから。

しかし、吉村昭のものだけは、読める気がした。

吉村昭のエッセイを少しづつ読み返して、この本を新たに入手した。

やはり良い。

作家を目指して苦労した著者の若き日が著者らしい筆致で描かれている。