まずは自動車の空気力学に作用する要因を簡単にまとめます。

①空気抵抗

自動車性能に一番影響を与える空気抵抗。

近代の車は特にこの空気抵抗を減らし、いかにエンジン性能と燃費を抑えて効率よく走らせるのがいいとされている。


②ダウンフォース
空気抵抗とは反対で、空気抵抗を増やして車体を下に押さえ付ける効果をダウンフォースとされます。
車体を地面に押さえ付ける事によってコーナリングでより遠心力に耐える抗力が手に入れられますが、空気抵抗が増えるので、加速と燃費を悪化させる事になります。

③揚力
ダウンフォースは下に押さえ付けるのに対して、揚力は上に浮き上がる力を与える力です。
自動車には不要な揚力ですが、飛行機には特に重要な要因です。


高速走行、スポーツ走行時の影響を簡単に。


空気抵抗を減らす=ある程度のエンジン出力で効率よく走行ができる為、低燃費と性能を両立しやすい。

スポーツ走行では加速とストレートの最高速が伸びるが、コーナーで踏ん張らない、高速コーナーでは不安定になりやすい。


ダウンフォースを増やす=ワインディングロードではスムーズなステアリング操作で安定しやすい。

スポーツ走行ではコーナリングで限界値が増える、高速コーナーで安定して走れるが、エンジン性能がある程度高くないとストレートは遅く

、燃費が悪くなる。


揚力は…増やすと危険になる。

1999年のル・マンのメルセデスの様に浮き上がる。


ダウンフォースと空気抵抗をバランスよく配置すれば、ストレートで速くコーナリングも速い効率的な車になるだろう。