新たな思いを胸に私は、リトルリーグでの野球生活のスタートをきった。
だが、そこは私にとって次元の違う世界だった。
各地区トップクラスの強者達がひしめく場所だったのだ。

それまで、自分には実力があると信じていた私にとってそれを覆される程の場所だった。
でも、ここで這い上がらなければトップクラスの仲間には入れないという事は分かっていた。

しかし、壁は厚かった。







出場機会にも恵まれず、仲間からは罵声を浴びせられ、私のプライドはズタズタに引き裂かれていった。




そんな私を救ってくれたのは、他でもない両親や姉だった。



あんたは、あんたらしく野球をしなさい。


この言葉に私の眠っていた闘志に火がついた。


そして、ふと肩の荷がおりた瞬間だった。


俺は、野球が好きだし、試合に出れるようにひたすら練習した。





すると、出場機会も増えてきた。
最終的には、高校のスポーツ推薦の話が舞い込んできた。