震災はあまりに多くを奪ってしまった
あまりにも多くを言いたくて
昨日から言葉にできない
書いては消しの繰り返しだ
テレビや新聞で涙が出る
新聞で見つけたご遺体の身元判明の小さな記事
テレビで追いかけていた父子の家族だったことを知る
また
ニュースに少しだけ映った
大人に力強く訴える少年
翌日の新聞で彼の身に起きたことや決意を知る
故郷に帰る日を指折り数えて待ち望んでいた女性
計画は遅れ
家は痛み
大切にしていたものは泥棒に奪われ
夫を亡くし
希望を失い
自ら命を絶ってしまった
悔しくて涙が出た
家や事業を再建した人たちは
借金を抱え苦しんでいる
心の傷は見えないけれど
PTSD
弱まるどころか深くなる人もいる
ずっと頑張って前だけを向いてきた人たちにも
鬱を抱える人たちがとても多い
原発事故で被害を受けたのに
まるで加害者のような扱いを受ける人たち
人手不足、材料の高騰、入札不調
復興計画の遅れは求人にもタイムラグを生み
再建を果たした事業にも影を落とす
福島第一原発での過酷な作業は
低賃金で経験の浅い労働者が多くを占める
廃炉への道はまだまだ入り口に過ぎない
デブリの除去には程遠い
災害公営住宅の入居
震災後、収入の減った人に立ち塞がる家賃の壁
仮設や慣れない土地で先の見えない人も多い
自分の実家の近くに福島から避難してきている女性
親類の家を何件も移り住んでいる
今日会話したおじさんのお兄さんは
女川の工場やすべてを流されてしまった
仕事で知り合った男性の実家は
福島で米を作ってきた
母は過酷な除染作業の仕事をはじめたそうだ
震災から4年
地域差
個人差があり
もちろんすべての人にあてはまるわけではないと思うけど
震災はあまりに多くを奪ってしまった
あなたが正しいと思う道を・・