”避難の思い 小国和紙に” | Love & Peace 2011

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3.11
あの日から変わったこと
変わらないこと
先送りできる問題なんてひとつもない!

”読売新聞”より↓

http://www.yomiuri.co.jp/feature/eq2011/information/20130209-OYT8T00333.htm

はがき作製販売へ…新潟



東京電力福島第一原発事故により福島県から新潟県柏崎市に避難している人たちが、新潟名産の「小国(おぐに)和紙」を使い、避難者のメッセージを入れたはがき作りを進めている。震災を風化させないようにとの願いを込め、2年の節目となる3月11日から3枚入り300セットを販売。1セット300円で、このうち100円を被災者支援に充てる。

 柏崎市には、福島県から約1100人が避難している。同市で避難者向けサロンを営む増田昌子さん(48)は「震災の記憶が忘れ去られるのが怖い」という避難者の声を聞き、はがき作りを思いついた。「メッセージ入りはがきを使ってもらえれば、思いが全国に伝わる」と話す。

 はがき作りには、避難者と増田さん、NPO法人「柏崎まちづくりネットあいさ」のメンバーらが参加。今月3日に柏崎市役所で行われた紙すきには約30人が集まり、講師に教わりながら、原料のコウゾを粘液に混ぜて木枠に流したり、乾燥させたりする作業に精を出した。

 浪江町から家族9人で避難している横山俊行さん(63)は「浪江の家の障子を思い出して懐かしくなり、一刻も早く戻りたくなった。原発事故で避難生活を続けている人がいることを忘れないでほしい」と話した。

 和紙は地元の生産組合ではがきに成型。裏面の下部に避難者のメッセージを印刷する。メッセージは17日まで募集中で、すでに「今も心が不安定になる時がある。そんな時、子供の笑い声を聞くとうれしくなる。子供たちがいてよかった」(30歳代女性)といった声が寄せられている。

 問い合わせは、柏崎まちづくりネットあいさ(0257・21・5910)。

2013年2月9日  読売新聞)