”河北新報”より↓
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/01/20130120t31001.htm
津波被災の岩手県立病院の再建 大槌、山田各50床程度
東日本大震災で津波被害を受けた岩手県立3病院の再建で、大槌、山田両病院の住民との意見交換会が19日、地元の大槌町、山田町で開かれた。県医療局は両病院とも震災前の利用状況に合わせて50床程度の1病棟を建設し、2016年度の開院を目指す方針を明らかにした。
県医療局によると、両病院は2次医療圏内の釜石、宮古両病院とそれぞれ連携し、地域で安定期の高齢者らを引き受ける後方支援病院としての機能を担う。夜間・休日救急は行わず、震災前と同様に内科、外科を中心とした診療科を置く。
震災のあった10年度の1日平均入院患者は大槌病院(60床)は55人、山田病院(同)は41人。再建後の規模は、こうした利用状況と現在の人口を踏まえた。新年度に設計作業に着手し、14年度に着工。建設地の造成によって前後するが、16年度の開院を見込む。
大槌病院の意見交換会会では、救急態勢に不安の声が上がった。岩田千尋院長が「医師不足の中で救急をやると医師が疲弊し、なり手がいなくなる。皆で助け合い、地域医療を守ってほしい」と理解を求めた。
山田病院については、移転候補地の3カ所のうち、山田中北側の町有地が最有力という。住民からは町中心部での建設を求める意見が相次いだ。
20日は高田病院の意見交換会が陸前高田市で開かれる。