”震災被災自治体職員、PTSDも「理解とケアを」筑波大調査” | Love & Peace 2011

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3.11
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”河北新報”より↓

http://www.kahoku.co.jp/news/2012/10/20121028t13015.htm

震災被災自治体職員、PTSDも「理解とケアを」筑波大調査

 東日本大震災の被災自治体では、職員のほぼ全員が震災関連業務にかかわり、半数以上が「非常に忙しかった」「業務上の混乱が長く続いた」と感じたことが、筑波大大学院人間総合科学研究科の松井豊教授(社会心理学)の調査で分かった。ストレスを抱えたままの職員も多く、松井教授は「自衛隊や消防関係者に比べ、感謝の気持ちが向けられることが少ない。地域住民は自治体職員の苦労を理解してほしい」と言う。

 調査はことし7~8月に実施。宮城県内の沿岸部2、内陸部1カ所の自治体職員975人に質問用紙を配布し、郵送で回答を得た。有効回答は615人で回収率は65.3%。
 地震直後の業務内容を複数回答で尋ねると、ほぼ全員が震災関連業務に携わっていた。具体的には「避難所や施設の運営」59.0%、「支援物資の運搬・配送・搬入」55.9%、「住民への物資の配布」45.2%などだった。
 負担感もほぼ全員が感じており、「震災に関係する業務が多く、非常に忙しかった」65.2%、「復旧のため業務上の混乱が長く続いた」51.7%、「人手不足による苦労が増えた」49.4%などの回答が多かった。
 地震発生から約1年半後の心的外傷後ストレス障害(PTSD)の症状を調べたところ、全体の26.8%にみられた。「地震のことを思い出すと、その時の気持ちがぶり返す」「睡眠の途中で目が覚めてしまう」「いらいらして怒りっぽくなっている」などが挙がった。
 松井教授は「自治体職員は住民からの支持が弱い一方で、今もゆとりのない勤務状況が続いている。外部からの応援やカウンセリングなどのストレスケアが必要だ」と助言している。


2012年10月28日日曜日