”南相馬のこいのぼり” | Love & Peace 2011

Love & Peace 2011

3.11
あの日から変わったこと
変わらないこと
先送りできる問題なんてひとつもない!


「1年以上前から泳ぎ続けるこいのぼり」

~5月5日”日刊スポーツ”より~


”さら地にぽつん”

津波に襲われ、46人が犠牲になった福島県南相馬市原町区萱浜(かいばま)で、
見渡す限りのさら地にぽつんとこいのぼりが泳いでいた。
妻を亡くした農業八津尾初夫さん(62)が掲げ始めて1年以上たつ。
この地区は、16人が行方不明のまま。
「これを目印にみんな帰ってきてほしい」との思いが込められている。

”「見つかるまで」”

あの日、孫たちを乗せて車で逃げる途中、
後ろを走っていた妻の一子さん(当時58)の車が波にのまれた。
難を逃れた孫3人の端午の節句のために昨年4月下旬、
自宅跡にこいのぼりを掲げ、その後も「みんな見つかるまでは」と続けている。

こいのぼりは、近所の人たちからもらったものの寄せ集め。
強い潮風で吹き飛ばされたり、ボロボロになったりして、
今は「だいたい5代目」。
一番小さなこいは、八津尾さんが知らない間に加えられていたという。

「震災前の幸せだったころのことばかり思い出す。
がれきは片付いたが、女房や従業員がいなくなって、
これから先のことを迷っている」と八津尾さん。
こいのぼりを見上げ
「孫が元気なのが救い。小さいながらも震災の傷はあると思うが、
乗り越えてほしい」と笑顔を見せた。




”写真ニュース”↓
http://www.47news.jp/photo/418080.php