「警戒区域内にある双葉翔陽高校、いわき市の大学キャンパスで入学式 新入生は24人」
FNNニュース
東京電力福島第1原発の警戒区域内に本来の校舎がある、福島県の双葉翔陽高校は、新学期から警戒区域の外にある、いわき市の私立大学のキャンパスを借りることになり、10日、入学式が行われた。
双葉翔陽高校は、本来の校舎が、福島第1原発からおよそ5kmの場所にあり、これまでは福島県内の4カ所の避難先に分かれて授業を続けてきた。
新入生は、定員に満たない24人だった。
入学式で、新入生代表の志賀遥香さんは「いわき明星大学の校舎をお借りして、双葉翔陽生としてのスタートを切ることができました」と語った。
いわき明星大学は、この高校を含め、警戒区域内の3つの高校にキャンパスを貸すことにしている。
「加須・騎西小 双葉町の6人が門出 小学校入学おめでとうございます」
東京新聞
東京電力の福島第一原発事故で、加須市の旧騎西高校に役場機能ごと避難している福島県双葉町の児童六人が九日、地元の六十八人とともに、同市立騎西小学校の入学式を迎えた。昨春は同町の一年生二十一人が騎西小に入学したが、福島県などへ引っ越す家族が増えたため減少。それでも六人は、新たな門出に笑顔を見せた。
満開の桜が咲き誇る中、ランドセルを背に登校した宗像遼大(はると)君(6つ)は「全然緊張しなかったよ」と胸を張って、「クラスに双葉の友達が二人いた」と笑った。
単身赴任先のいわき市のアパートから駆け付けた父邦浩さん(36)は「一年前はここで入学式を迎えるとは思っていなかった」とポツリ。「先が見えないのはつらい。子どもたちも福島に帰りたい気持ちがあると思うけど、今は加須で頑張ってほしい」と語った。
騎西小には現在、双葉町の児童五十三人が通う。この日は、同市立騎西中学校でも入学式があり、双葉町の生徒六人が入学。同町の生徒数は三十五人になった。 (増田紗苗)