~前記事からの続きです~
海の近くでは、多くのダンプが行き交っていた・・
それでも少ない気もしたのだが・・
おそらくガレキの運搬などは、ある程度落ち着いてきたからだと思う。
たびたびダンプに挟まれた俺の車。
ちょっと立ち止まるとダンプの邪魔になる俺の車。
何度かダンプについて行っていいものか悩む俺の車。
勘だけをたよりに先に進む・・・
道路は車を走らせるにはほとんど十分に片付いていた
周りの状況やがれきの山を見れば、どれだけ多くの労力と時間が費やされたのかがよくわかる
それでも、がたがたの道もあれば、半分崩れた道もある
今回の旅はまったくの準備不足。
仕事の休みも直前までわからなかったこともあるけど・・
でもよかったかも知れないと思っている
いろいろな意味で調べすぎていたら・・
恐れをなしていたのではないか?
実際、福島でも・・宮城でも・・何度も恐怖感を味わった
帰ってきてから、始めて知った情報の数々にも驚かされている。いまだに・・
旅もこの辺りから莫大なスケールの津波の被害に圧倒され続ける
正直言って、つらい光景が続き、何度も逃げ出したくなる
それでも海から離れようとしても、被害を受けた場所をひたすら走らなければならないし、
逃げようのない山道に押されて突き進むしかなかった
「しっかり見ていけ!感じろ!」って誰かに、いや、大勢に言われている気もした。
車を走らせながら「俺、何やってんだろう?」とも思ったけど、
「これを見に来たんだろう!」「誰かに伝えたいんだろう!」と自分を奮い立たせて進んだ。
あらためて言うけど、この時点で半年経過しているにもかかわらず、だ。
震災直後の被災地を想像するだけで、その復興にあたった自衛隊や地元の人たちの、
並大抵じゃない苦労を思い、心から敬意を表したい。
そして、たとえば車に書かれた「がんばれ大曲」とか、
閉じられた店舗の壁に「どこどこで営業再開しています」とかの文字に、
勇気をもらったり、胸が熱くなったりした。
パワーをもらった!
つづく・・・