日経ビジネスクリエーション塾の講座の1つ、スーパーサラリーマンブラザーズ講座の第三講は一橋大学イノベーション研究センターの米倉教授をコーディネーターに「マーケティングと情報処理」というテーマで開催されました。
講師はキリンビールの執行役員、前田仁氏。当日の話はタイトルとはちょっと違って前田氏のサラリーマン人生の浮き沈みとか、後輩のために書き留めているというメモで取り上げている事などを中心にお話をいただきました。前田氏が送り出した商品は「ハートランド」、「端麗<生>」、「一番絞り」・・・とキリンビールの中でも節目になるようなものばかりです(先を読みすぎて失敗した商品もあったそうですが)ワイン事業や合弁会社での仕事など一時期は主流のビールから離れながらも現在は執行役員として活躍されている前田氏とはどういう人なのだろうと思っていましたが、非常に温和な雰囲気をもった方でした。
配布されたメモの方はほんとに箇条書きの「メモ」なのと全ての話をしていただいたわけでもないので意味不明な部分も多いのですが、記憶に残っているところを書いておきます。このメモは「企画の技術」を大きく「発想の技術(勘)」「実行の技術(経験)」「運営の技術(権威)」という3つに分類しまとめているものです。
・ABC分析はあくまでも解析対象の中での順位付けしかできない。それ以外の対象を分析する事は出来ない。
・売れ筋こそ常にリフレッシュしていく必要がある(ミッキーマウスを事例にあげていました)
・DMは「私信」である。手書きが一番。
・受け取り手の立場で情報を組み替える事で伝わり方が大きく変わる。もし企画を通したいのなら相手が受け取りたいメッセージが何かを理解して企画書を作るべき。
2003年3月号のインターネットマガジンでなぜか、前田氏のインタビューが出ていた事があって改めて読んでみると今回のお話がより理解できました・・・事前に読み返しておくべきでしたね。失敗しました(苦笑)
これ以外の話として記憶に残っているものとしては・・・
・問題が見えた時点で答は見つかっている。素直にそれに対処すればうまくいく(わかっていて、そこに手をつけられないからうまくいかないってのが話としては多い気もしますが)
・正しいか間違っているかは別にして方向性を打ち出した方がポジティブだと人は捉える。
・正解の無い時代には合意の出来た方向性を一度やってみるという事が大切。もし間違っているとわかったら修正すれば良い(スピードが大切という事だろう)
・人と人との関係はGive&Giveである。
講義終了後はハートランドを呑みながらの懇親会となりました。残念ながら前田氏と直接、お話するタイミングは逃しましたが、まぁまた何かの機会はある気がするな(確証があるわけではありませんが)さて次回は「人材開発」、次々回は「会社人から社会人へ」と題した内容なのですが仕事上の都合で参加できるか、どうかが直前までわかりません。参加できるといいんですが。。。
講師はキリンビールの執行役員、前田仁氏。当日の話はタイトルとはちょっと違って前田氏のサラリーマン人生の浮き沈みとか、後輩のために書き留めているというメモで取り上げている事などを中心にお話をいただきました。前田氏が送り出した商品は「ハートランド」、「端麗<生>」、「一番絞り」・・・とキリンビールの中でも節目になるようなものばかりです(先を読みすぎて失敗した商品もあったそうですが)ワイン事業や合弁会社での仕事など一時期は主流のビールから離れながらも現在は執行役員として活躍されている前田氏とはどういう人なのだろうと思っていましたが、非常に温和な雰囲気をもった方でした。
配布されたメモの方はほんとに箇条書きの「メモ」なのと全ての話をしていただいたわけでもないので意味不明な部分も多いのですが、記憶に残っているところを書いておきます。このメモは「企画の技術」を大きく「発想の技術(勘)」「実行の技術(経験)」「運営の技術(権威)」という3つに分類しまとめているものです。
・ABC分析はあくまでも解析対象の中での順位付けしかできない。それ以外の対象を分析する事は出来ない。
・売れ筋こそ常にリフレッシュしていく必要がある(ミッキーマウスを事例にあげていました)
・DMは「私信」である。手書きが一番。
・受け取り手の立場で情報を組み替える事で伝わり方が大きく変わる。もし企画を通したいのなら相手が受け取りたいメッセージが何かを理解して企画書を作るべき。
2003年3月号のインターネットマガジンでなぜか、前田氏のインタビューが出ていた事があって改めて読んでみると今回のお話がより理解できました・・・事前に読み返しておくべきでしたね。失敗しました(苦笑)
これ以外の話として記憶に残っているものとしては・・・
・問題が見えた時点で答は見つかっている。素直にそれに対処すればうまくいく(わかっていて、そこに手をつけられないからうまくいかないってのが話としては多い気もしますが)
・正しいか間違っているかは別にして方向性を打ち出した方がポジティブだと人は捉える。
・正解の無い時代には合意の出来た方向性を一度やってみるという事が大切。もし間違っているとわかったら修正すれば良い(スピードが大切という事だろう)
・人と人との関係はGive&Giveである。
講義終了後はハートランドを呑みながらの懇親会となりました。残念ながら前田氏と直接、お話するタイミングは逃しましたが、まぁまた何かの機会はある気がするな(確証があるわけではありませんが)さて次回は「人材開発」、次々回は「会社人から社会人へ」と題した内容なのですが仕事上の都合で参加できるか、どうかが直前までわかりません。参加できるといいんですが。。。