帰国時は時差ぼけと日本の暑さにほとほと参っていましたが、徐々に体もなれてきました。
今日は先のスウェーデンでの世界選手権で出会った世界のトップ障害者ゴルファーを紹介したいと思います。
国別対抗戦の3日目、Kenさんのキャディとしてついて回ったときに、同伴競技者だったヨーロッパNo.1のヨハンとライバルのステファンのプレーを見ました。
世界は広いと心の底から思いました。
彼らのゴルフを見て、障害者でもこんなショットが打てるんだなあと感動を覚えました。
彼らにはまだまだとてもじゃないけど追いつけないけど、でも、障害があってもここまでやれるんだという可能性みたいなものを感じられてとても嬉しかったです。
スウェーデンのヨハンは、堅実なプレーで確実にスコアを作っていくタイプでしょうか?ただし、振るときは振ってきて、そのポテンシャルの高さには驚きです。
さらに、ステファンと上位争いをする中で見せた、グリーン奥からの強烈な下りのラインに対しての鮮やかなロブショットは度肝を抜かれました。
練習やプレッシャーのないラウンドではなく、この場面で、あのショットが打てるのかと驚きました。

(きっちりと左サイドに重心が乗ったヨハンのスイング。右足に生まれつき障害があり、以前会った時よりも障害が進んでいるようでしたが、プレーはさらに素晴らしくなっていました)
一方、個人戦でライバルのヨハンを破って金メダルを獲得したデンマークのステファンは、攻撃型のゴルフに見えました。どんなところからもピンを狙ってくるし、パターも強め。バーディーの多さで、ボギーを帳消しにする強いゴルフです。ですから前半でスコアが離れていても、後半で追いつく感じです。国別対抗戦の初日に、1イーグル、6バーディーという驚異的なラウンドも、ダボが多く、パープレー。そういうタイプですね。

(どこも悪いように見えないステファンのスイングですが、左足の下腿切断で義足です)
そして二人ともスイングが奇麗です。とても障害があるとは思えないスイングです。
そして、片足のゴルファーのサントス。彼は日本チームと仲がよく、大会中も一緒に歓談したりといろいろな話ができました。僕は悩みのグリップの話などを聞きましたw
彼のバランスと体幹の力は本当に凄いです。どっしりと体を支える足と、体幹を鍛えれば彼のようなバランスの取れたスイングができるのだろうか?夢が広がります。

(サントスのダイナミックなスイング。ダイナミックだが、コンタクトミスの少ないすばらしいスイングです)
この3人だけでなく、他にも素晴らしいプレーヤーがたくさんいました。本当に多くの皆さんに彼らのプレーを見てもらいたいし、人間の可能性を知ってほしいと思いました。