霧島神宮 特別拝観 | そこに神社があるから。

そこに神社があるから。

神社検索サイト「八百万の神」https://yaokami.jp/
探訪記録の補足ブログ

霧島神宮

 

幣立神社と並んで、「九州最大のパワースポット」とも呼ばれる。

 

今年(R4)の2月、本殿・弊殿・拝殿国宝に指定され、

それを記念して行われた 特別拝観 」。

2月はコロナ、7月あたまも台風で延期となり、

本殿の拝観はおそらくこれが最後のチャンスとなるため、申し込んだ。

 

コロナ対策は万全?一か所に留まることなく、こまめな休憩を入れながら、

(道の駅のテラス等で休んだが、雨で涼しかったので助かった。)

片道9時間 (…もかけたのかDASH!自分汗) かけて現地へ向かう。

 

当日は台風5号の影響で不安定な天気。

漆塗りの床は雨のミストに濡れ、本殿にあがる私たちの足跡がくっきりあせる

 

参拝ではなく拝観(見学)なので、神事ほどは畏まる必要もなく

神職の方のお話しも引き出しが豊富で、楽しく拝聴できた。

 

 

正直な感想。

徳川趣味であることは明白だけれど、日光に比べ洗練されていない。

というか、中華のようでもあり、違和感が、、、

 

※ 南日本新聞 2021/11/20記事を、自分の印象に近づけた(彩度調整)。

※ 霧島神宮HP の壁紙。

こちらの方が、黒漆塗りの床の美しさが伝わりますね。

奥の壁画(「琴棋書画」と「二十四孝」←墓の絵を除く23枚 もメッチャ中華)や柱の実物は、もっと色褪せていますが…。

 

というのも、社殿は

霧島連山新燃岳・韓国岳、高千穂峰の寄生火山御鉢など)噴火で過去3度焼失し、

4度目 現在の場所に鎮まられたのは江戸時代のこと。

そして再建したのは、琉球王国を征した薩摩藩 島津家。

「 龍柱 」や壁画が中華風なのは、

(明と朝貢貿易を行っていた) 琉球文化を取り入れたからだ

との解説。

 

納得・・・

 

2019.10.31 不運にも焼失した首里城 再建のため、逆に沖縄から見学に来られたとのこと。

 

3次元の迫力にはおよびませんが、その意匠の様は

参拝者休憩所(土産店)にて、

「写真帳」\ 2,500 に収めて販売されています。チェケラ