拘置所では、拘留者の世話をする係がいる
その係は、その施設に服役する受刑者だ
食事の配食
洗濯、散髪
布団乾燥など
(未決拘留者は私服なので洗濯も結構大変だ)
身の回りの世話をほぼ全てする
受刑者の中でも優秀?な部類だと聞く
慣れた拘留者になると
食器口から、こっそり
チョコレートなどを渡すこともある
拘留者(未決拘留者)は
私物で菓子などを購入できるため
「自分のお世話をよろしく」的な挨拶らしい
特別扱いと言うほどでもないが
配食時に、おかずの量やサイズで微妙に
サービスもあるらしい
もちろん、看守に見つかれば懲罰なので
ある程度、リスクはあるが
結構やっているようだった
この配食係の受刑者の凄いところは
とにかく「早飯なのだ」
というのは、自分の階の配食を終わらせた後に
食事をして、また空下げ(食器回収)があるため
ほぼ、2、3分で食事を終わらせるのだ
噛むというより飲むという表現だ
受刑者エリートは体力がなくては
勤まりそうもない
そう感じた