拘留期間中は連日の取り調べが続く

 

この頃になって、担当弁護士も決まり

並行して弁護士とも打ち合わせをするようになる

 

弁護士は、公判に向けて

「取り調べでは、自分に不利な供述は黙秘しても良い」

と言われているが

 

刑事の尋問に腹が立ち

ついつい反論してしまう

 

後に分かったことだが

供述を取られても指名捺印しなければ

公判の証拠資料にならないということだった

 

取り調べは、午前、午後と一日中ある場合もある

 

昼時は、自分の房に戻って昼食をとる仕組みだ

 

テレビドラマにあるような

「かつ丼」はでない

 

留置場の食事は、私の警察署の場合は

近隣の配食サービスからの弁当が主だった

 

毎回冷めた弁当だったが、主食は”白米”で

メニューも比較的、ボリューム満点だった

 

大きな警察署になると食堂で調理した

温かい食事が出るところもあるようだ

 

ちなみに、留置場では”自腹”なら

指定店からなら”出前”も取ることができる

 

隣の房にいた”反社会勢力?のお偉いさん”は

毎回、出前を取っていた…

 

ほぼ毎日、飽きもせず”親子丼”ばかりだった(笑)

 

つづく…