多くの企業が 積極的に導入している
『報・連・相 』
報告、連絡、相談 は
企業が 情報を共有する為には
とても重要なことである

しかし、『報・連・相』が
正しく機能されていないと
致命的な 失敗を招いてしまう

報告すればよい
連絡すればよい
相談すればよい
という その行為だけになる
報・連・相 がルールになっているだけだ

情報を何のために共有するのか
情報を何のために活用するのか
この意識が欠如していたら
ただの行為でしかない

情報を受信する立場の人間も
受けた情報に対するそれらの意味を
常に意識しなければ
有意義な 情報の共有ができないはずだ

「もう知っている…」
「今頃、遅い…」
「…」
受けた情報を〝モノ〟のように扱う
経営者や上司が少なくない
受けた情報は〝コト〟であり
重複しても、遅れていても 意味を持つ

『報・連・相』が重要なのは…
組織が情報を共有することによって
同じ価値観、危機感を醸成できること
組織が情報を共有することによって
迅速な判断とそれに対して協調できること
この事が 最も成果に影響するからだ

逆を言えば
組織が情報を共有していないと
価値観も危機感もバラバラになり
素晴らしい戦略と判断を下しても
組織に集中した実行がともなわない

組織は 情報を共有することによって
組織の 行動に協調がうまれる

〝一点突破 全面展開〟こそが
現代の企業戦略ではないだろうか