PLCはプログラマブルなので、産業用ロボットの動作を定義し、書きこんでいきます。
そのプログラミング方式には4つあり、使用頻度が高いのがラダー方式と呼ばれるものです。
●ラダー方式
●フローチャート方式
●ステップラダー方式
●SFC(シーケンス・ファンクション・チャート)方式
以下で、ラダー方式について解説します。
・ラダー方式とは?
ラダーとははしご(ladder)の意味です。プログラミングをする人にとって、人間が理解しやすく、端子と配線を書いて、表現していきます。以前はシーケンス図が使われていましたが、人間が理解するのがやや難しいので、簡単に理解できるラダー方式(ラダー図)が開発されたのです。
・PLCは普及している?
PLCは、有接点シーケンス制御と比べて新しくコンパクトな方式ですが、以前の有接点シーケンス制御で動いている産業用ロボットもたくさんあります。理由としては、PLCのほうがややコスト高だからです。
また、その他の制御回路と併用している産業用ロボットも多く存在します。よって、PLCのラダー図だけを知っていればいい、というわけにはいかないのが現状です。ほかの制御方式も、さまざまなメリットがありますので、並行して生き残っていくことでしょう。
また、PLCユニット構成次第で、さらなる自動化が可能です。
PLCユニットの基本構成は
●電源ユニット
●CPUユニット
●入力ユニット
●出力ユニット
●ベースユニット
です。
CC-LinkユニットやEthernetユニットなどの通信ユニットを組み合わせることにより、周辺設備と通信する配線数も大幅に減らせて、制御盤や配線ダクト内の省スペース化が可能になります。
その他特殊なユニットを組み合わせることにより、さらに高度な処理が可能です。
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