ロボットアームにも、アーム長、最大可搬質量、関節の数(軸数)などが異なる、さまざまな種類があります。アーム長が長ければ作業範囲が広がります。さらに、最大可搬質量が大きければ、大型の荷物を扱うことができます。加えて、軸数が多ければアームの取り回しの自由度が高まり、より多様な利用シーンに適用可能です。

こうしたサイズや形状以外に、近年、利用シーンを格段に広げる機能を備えた新たなロボットアームが登場してきています。人と共存し、協働作業が可能な協働ロボットです。

中空ステッピングモータ


これまでの産業用ロボットは、人が近くにいたとしても、アームが素早く動き続けて危険なため、人が近寄ることはできませんでした。厚生労働省が定めた労働安全衛生規則(安衛則)第150条の4(運転中の危険の防止)では、モータの定格出力が80Wを超える産業用ロボットでは、その周辺に柵または囲いを設けて、人から隔離した状態にしなければ使うことができないと規定されていました。

ユニポーラステッピングモータ


2013年12月、安衛則第150条の4による規制が緩和されました。国際標準化機構(ISO)の定める条件を満たし、接触しても危険が生じる恐れがなくなったと評価されたロボットは、人が働く場所で利用することが可能になったのです。こうした安全対策を施したロボットを協働ロボットと呼びます。
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