協働ロボットは産業ロボットの中でも多種多様な動きに対応でき、数多くの現場で使われているロボットです。

ここでは協働ロボットについて詳しくご紹介しますので、ぜひ参考にしていただければと思います。

(1)協働ロボットは人と協働作業ができるロボット
協働ロボットとは、その名の通り人と協力して働けるロボットのことを指し、英語ではCollaborative Robotといいます。

ロボットと聞くと自動車工場や機械製造などの製造ラインで使われている、大きな機械という印象をお持ちの方もいるでしょう。

そのような大きな製造ラインで使われているロボットはパワーがあり、人が一緒に作業することは非常に危険で、柵などで隔離されて使われていました。

しかし協働ロボットは技術の進歩により安全性が劇的に向上したことで、人間と共に作業することを実現したロボットです。

人間と同じような柔らかい動きもでき、さまざまな業界で活躍が期待されています。

(2)協働ロボットが導入されるようになった背景
協働ロボットの導入が加速した背景には、ロボットに関する法律規制の緩和があります。

実は2013年まで80W以上のロボットは柵に囲み、人に危害を加えないよう取り扱う必要がありました。

柵で囲む必要があるため、ロボットを操作する際に必要以上に手間や負担がかかったり、ロボットや柵を設置するスペースを確保する必要があったりと扱いづらかったのです。

土地やお金がある大手企業では導入されていましたが、中小企業などではとても導入できる機械ではありませんでした。

しかしロボットの技術革新によって安全性にも磨きがかかり、2013年の12月に規制が緩和されました。

柵を必要とせず協働ロボットを利用できるようになり、大きなスペースを確保する必要はなくなったため、多くの企業で導入が加速したのです。

(3)協働ロボットの法的な定義
次に、協働ロボットの法的な定義についてご紹介します。

協働ロボットとは従来の産業ロボットとは異なり、人と協働できるロボットです。

具体的には全軸が80W以下のモータで構成されているロボットと、80W以上のモーターが使われているがISO規格に準じた措置がとられているロボットを指します。

法律では人と産業用ロボットが同じ場所で作業をする場合は、以下の基準を満たす必要があると記載されています。
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