視線と行動から彼の気持ちに直ぐ気が付きました。


   恐れなど始めから無く
 自分の気持ちに正直
 本能のままに生きている人

に初めて会いました。

 とにかく圧倒されました。



 互いの年齢を知っていたわけではありませんが、私の方がずっと年上です。

 現実的ではありません。

 自分の気持ちに気づかないふりをして、一切考えないようにしていました。

 仕事場で、ましてや上司にも拘わらず、入り立ての私の立場を無視した自由すぎる振る舞いに、次第に腹立たしさを覚えました。



 そして、とうとう、私は彼を避け始めるのです。

 そうするのが、正しい行為と信じて疑いませんでした。

 それなのに、毎晩布団の中で、私は涙を流していました。

 彼の気持ちが痛いほど伝わり、申し訳ない気持ちで一杯になるのです。



 その頃から、私の身体の上を這うように、悲しみに満ちた彼のエネルギーが、毎晩届くようになりました。

 重くべたっとしていて、眠れなくなり、とても辛い時期でした。



 それなのに、頑なまでに、私は態度を変えませんでした。

   本当は、
 傷つくのが、恐かった
 のだと思います。

 年齢を知れば、彼の心が変わるのは明らかです。

   私は
 自分に
 自信がありませんでした。



 一人で抱えきれなくなり、妹に話をすると、浄化のためと、ホワイトセージのお香を渡されました。



 そして、しばらくして、ドリーン・バーチューのオラクルカードをプレゼントしてくれました。