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電脳つれづれ忘備録

ハード系エンジニアによるパソコンや電子工作、アマチュア無線に関する個人的な忘備録的ブログです。

CMOSバッテリーをやっつけて、一応バッテリー駆動も出来るようになったので、次のステップとしてHDDをやっつけることに。

前々からHDDが煩いと思ってたので、SSDは高いのでコンパクトフラッシュでゼロスピンドル化することに決定。

SDカードにしようかと思ったけど、変換基板がちょっと割高だし、コンパクトフラッシュがいろいろ余っているので、それを再利用することにする。

PCつれづれ忘備録

某オークションにて、CF-IDE変換基板・320円を購入。

2枚以上だと送料無料だそうだ。

お盆前から計画していたので、早々に落札して注文していた物がタイミング良く昨日到着した。


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パッと見、普通の変換基板で問題無さそうなんだけど、残念なことにピンヘッダーのハンダ付けされている部分が、マザーボードと干渉してしまう。

斜めに無理やり刺すと入ることは入るけど、基板が斜めになって浮いてしまう。

こりゃいかんなーという事で、干渉する部分を棒ヤスリで削りまくる。


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こんな感じで。

所要時間約3分。

これで1mmくらいは削れた感じ。


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パーツクリーナーで洗浄して完成。

実際取り付けてみると・・・
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バッチリですやーん。

スペースも予定通りでいい感じです。
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動かないように、軽く両面テープでも貼っておきますか。

これで、いちいちディスク交換のために全分解しなくても済みます。

さて、C1Sを復活させる為の実作業に入るわけですが。

とりあえず電源回りからやっつける事にする。

やはり電源(バッテリーで駆動)を何とかしないと小さい意味がないので。


前回の調査で、バッテリーが充電されない・バッテリーで電源が入らないという事が判明したんだけど、バッテリーが悪いのか?

という事でバッテリーの殻割りをしてみた。

標準バッテリーとLバッテリーがあったので、まず標準バッテリーを殻割り。

セルを調べると、完全に死亡しているようで、テスターが0.1V程度しか振れない。

これはセル交換をしなければ。

しかし、分解する時にバキバキに割れてしまった。

復活できるか??
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Lバッテリーの方は、まだ生きているようで、各セル共に3.7~3.8V程度はあるようだ。

両方のバッテリーが充電できないという事は本体の方か?


本体をバラして、充電回路等をチェックするが、正常に電圧が出ているので充電回路は問題ないと思われる。

何でバッテリー使えないんだろー?と、暫し悩むが、CMOSバッテリーを怪しむ事に。

日付時刻が初期化されるので、CMOSバッテリーも完全に死んでるだろうと思ってたけど、予想以上に酷い状態。
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腐食して線が切れてますがな。
しかも青錆が発生し、コネクターが外れない。

無理やり引っ張ったらコネクターごとモゲてしもうた。
あいちゃーしもたー。
まあとりあえず、基板のパターンは無事だったので大丈夫そう。

さて、C1のCMOSバッテリーは7.2Vなので、適当に探してみる。

オークションとかで買っても良かったけど、なるべく金掛けずに復活させたい。

というわけで、100円ショップでLEDソーラーライト(正式名称:ソーラー充電式LEDキーライト)を2個購入。

こんなの。
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なぜこんなもん買ったのかは、3枚おろしにすると判明する。

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ご覧のように、太陽光から発生した電気を溜めるために、充電式の電池が入っているのである。

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なんと、3.6VのLIR2032が入っている。

参考資料はこちら。http://jp.eemb.com/pdf/Li-ion/LIR2032.pdf

2個購入したので、直列接続で7.2Vになる計算である。フヒヒ。


元々内蔵されていたCMOSバッテリーは、7.2V 15mA/hだった。

LIR2032は、40~45mA/hとのことなので、性能的には必要十分だ。

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ちゃんとタブも付いてるので、チョコっとハンダ付けして完成。

コネクターが取れちゃったので、パターンに直接ハンダ付け。

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元々付いていたCMOSバッテリーより少し大きくなるので、元の位置ではなくHDDが付いていた部分に固定することに。
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熱収縮チューブを被せたので黒くなりました。

うむ、いい感じデス。

動作テストをしたところ、正常に日付時刻が保持されるようになりました。

Lバッテリーでの起動もおk。

しかし、HDDが乗りません。。。


さて、せっかくブログを書き始めたので連投してみる。
お盆で暇だってのもあるけど。

表題の通り、PCG-C1S。
有名なVAIOのモバイルノートの3代目ですね。
1999年5月発売だから、もう13年も経ったのか・・・・
そんなノートがなぜかウチにあります。
まあ、貰ったんだけど。
パソコン好きな人なら、まだ持ってる人もいるでせう。
今となってはスペックも低く、なかなか使いようがない可愛そうなこのマシン。
とりあえず最近暇なときに弄りはじめたので、記録として残しておきたいと思う。
PCつれづれ忘備録

元スペックは下記の通り。(SONYからパクリ)

モデル PCG-C1S
プロセッサー MMX(R) テクノロジーPentium(R) プロセッサー(266MHz、内蔵キャッシュ32KB)
チップセット 430TX PCIチップセット
2次キャッシュ 256KB(マルチバンク(R)DRAM)
ハードディスク 約6.4GB*8(Ultra ATA)
メインメモリー 標準/最大 SDRAM 64MB/128MB
拡張メモリースロット(空きスロット数) 専用メモリースロット1(1)
グラフィック
アクセラレーター
128bit高速グラフィックアクセラレーターNeoMagic MagicMedia256AV(NM2200)
ビデオメモリー 2.5MB(ビデオチップに内蔵)
内蔵ビデオカメラ 1/6 インチCCD27万画素(f=2.8mm F2.8)
液晶表示装置 8.9型、ウルトラワイドXGA対応、TFTカラー液晶
表示モード 1,024×480(最大約1,677万色*1)、640×480(最大約1,677万色*1)、1,024×768(最大約1,677万色*1*2)、800×600(最大約1,677万色*1*2
フロッピーディスクドライブ USB経由外付け、同梱の3.5型(1.44MB/1.2MB/720KB)FDD
CD-ROMドライブ 別売PCGA-CD51(PCGA-CD5も使用可能)、PCカード接続
外部接続端子 ●赤外線通信ポート(IrDA規格準拠 Ver1.1)×1 ●USB×1 ●外部ディスプレイ出力[D-sub 15ピン(専用mini端子)]×1 ●i.LINKTM(IEEE1394)端子 S200(4ピン)×1 ●モデム用モジュラージャック×1 ●マイク入力(モノラルミニジャック)×1 ●ステレオヘッドホン出力×1
PCカードスロット TypeII×1、CardBus対応、ZVポート対応
オーディオ機能 Sound Blaster(R) Pro互換、内蔵モノラルスピーカー、内蔵マイク
内蔵FAX/モデム 56kbps*3(V.90/K56flexTM自動対応)*4/14.4kbps(FAX時)、ボイス機能対応
キーボード/ポインティングデバイス 約17mmピッチ87キー/スクロール機能対応スティック式ポインティングデバイス
主な付属品 USB FDドライブ、USBケーブル、ACアダプター(PCGA-AC51同等品) 、延長ミニACコード、バッテリーパック(S)、リカバリーCD、VGA変換アダプター、ソフトケース
電源 ACアダプター又はリチウムイオンバッテリー
バッテリー動作時間*5 約1.5時間~3.0時間(バッテリーパック(S))*6、約3時間~6時間(バッテリーパック(L))*6
バッテリー充電時間*7 (オン/オフ時とも)バッテリーパック(S)約1.5時間(約85%)、約2.5時間(約100%)、バッテリーパック(L)約3時間(約85%)、約5時間(約100%)
温湿度条件 動作時5~35℃(温度勾配10℃/時以下)10%~90%(ただし結露しないこと)湿球温度29℃以下
本体外形寸法(最大突起部含まず)/質量 約 幅240mm×高さ37mm×奥行き140mm(突起部含まず)/約1.1kg(バッテリーパック(S)搭載時)


とりあえず現状は、メモリー:128MB、HDD:ナシ。

最近いろいろ弄りだして気付いたのが、バッテリーが充電されない。

うーむ、セルが死んでるのか?

おまけにACアダプターを抜くと、日付と時刻もリセットされる。

CMOSバッテリーも死んでる模様。

どんな風に仕上がっていくのか乞うご期待!