鹿児島市内のハードオフが移転オープンしたらしいので行ってみた。
イオンのすぐ近くに移転してさらに遠くなってしまったんですが。
そんな訳で店内を物色していたら、ジャンクコーナーにフィルム一眼レフの「Nikon FE 50mm/f:1.4付」が転がってた。
いやー懐かしい。
この機種じゃないけど、親父が持ってたFE2を借りて使ってた自分としては、形がほとんど同じなので懐かしさ満点です。
20年以上前にFE2でいろいろ撮りまくってたなー
航空祭で、FE2にTAMRONの210mmのAFレンズ(レンズ自体にAFが付いてたやつ)を付けてシャコンシャコン撮ってた思い出が。
モードラ無しで。
そんな懐かしの機種とほぼ同機種がお値段、525円也。
泣けてきます。
手に取って弄繰り回してみると、巻き上げノブの動きがぎこちない。
途中で引っ掛かって巻き上げられなかったり、一度レバーを戻すとまた巻き上げられたり。
あとはシャッターが切れないけど、M90に合わせると切れるので単なる電池切れだろう。
レンズがカビカビだけど、全体的には当たりも無く小傷程度なので、比較的状態は良い模様。
とりあえず、巻き上げのロックレバー辺りの不良かなと見込んで購入。
ダメならダメで文鎮にする予定で。
で、帰りの車内で我慢できずに弄ってたら、なんかひっくり返したり角度を変えるとスムーズに巻き上げが出来る事を発見。
これは単なる固着か位置ズレか?と思い、スムーズに動く角度で巻き上げレバー&シャッターボタンを交互に操作。
すると、100回くらい繰り返したら引っ掛かりが全く無くなり、治ってしまった。
これはラッキー!?(笑)
翌日、ボタン電池(LR44x2)を交換すると、露出計&シャッター全速度も正常に動作してしまった。
シャッター幕も問題無いし、完動品になってしまった。
こうなると実用化させたいので、文鎮化を取りやめ、全体的にオーバーホールを実施する事に決定。
まず表面のブツブツ。
クロームメッキ部に浮いてきている、細かい錆。
見た目がアレだと触りたくなくなるので、とりあえず見える所の錆取りを試行することに。
自宅にダイソーで購入した「サビ取りクリーム」があったので、試しに塗ってボロ布で擦ってみる。
こんな簡単に綺麗になるとは。
ついでにペンタ部もやってみた。
冗談抜きで新品に近い状態になった。
前の持ち主さんが大事に使用していたのか、はたまた全然使用せずに押入れ行きだったのか・・・?
大きな傷や凹みが皆無なので余計に綺麗に見える。
こりゃ本気でオーバーホールしなきゃ!
まだまだ始めたばかりで時間が掛かりそうだけど、実撮影まで楽しみ。
とりあえずやる事は・・・
1.ボディ磨きの続き
2.ファインダー&ペンタ部の分解清掃&モルト張替
3.ミラー部のモルト張替
4.裏蓋回りのモルト張替
5.50mm/f:1.4の分解カビ取り清掃
・・・ん~意外と多いな。