私が大学生になった1980年前半ぐらいから貸しレコード屋なるものが世に出現し、
金銭的にレコードをそれほどたくさん購入できない私にはありがたい存在でした。
(ちなみに貸しレコード店の歴史についてはコチラに詳しく書かれてます。)
特に実家の近所の寺田町というところにあった貸しレコード屋はかなりかわっていて、
洋楽レコードだけを扱うお店で輸入盤や海賊盤まで置いてくれてました。
私は家を出て下宿生活をしてたのですが、このお店にレコードを借りに行くのを大きな目的に
月に2回は2時間ほどかけて自宅に戻ってきてました。
その後出現してきたCDとCDレンタル店の影響もあってこの店も2-3年でつぶれてしまったと思うのですが、
この店で興味を持って何気なしにレンタルしたレコードで、現在も強く記憶に残っているものが何枚かあって
最近になってCDで買いなおそうとするのですが、廃盤状態で入手不能なものが多いんです。
そんなアルバムの中の1枚を最近入手しましたので、本日はご紹介を。
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「Difford & Tilbrook」
SQUEEZEのソングライティング・チームであったChris DiffordとGlenn Tilbrookが
SQUEEZEが一時解散した84年に出したたった1枚のアルバムです。
今でこそこのような説明ができますが、当時はこの2人に関する知識はまったくなく、
なぜこのレコードを借りたのかもよく覚えてないんですが・・・。
(なにせ、SQUEEZEそのものも現在でもベスト盤ぐらいしか持ってない人間ですので)
とにかくなんとも言えぬメロディアスないいレコードだったという記憶しかなかったのですが、
偶然Amazonで2006年に再発されたこのCDを発見し、今回購入したというわけです。
結果・・・記憶は正解でした。
全曲なんとも言えぬ哀愁のあるメロディの上質なポップソングで、
ここ数日は毎日のように聞いております。
SQUEEZEのベスト盤の方も聞きなおしてみましたが、SQUEEZEの方はちょっとひねったポップソングという
感じで、こちらの方がストレートで単純に「いいアルバムやなぁ~」と思ってしまいます。
現在ならまだ在庫があるようですので、興味のある方はお見逃しなく。
(上記アルバムタイトルをクリックすれば、Amazonのページに飛びます。)