マクロビテイストの自然食

ヘルシークッキング

季節の過ごし方講話

《季節の野菜》

〈夏の食べ物〉

ここで言う夏の食べ物は身体の熱を逃したり、身体を冷やして夏の暑さに適応させる食べ物です。

・夏が旬の物

・暑い地域で採れる物

・生、または短時間加熱で作られたお料理

・短時間で仕上げたお料理

食材では、果菜(ピーマン、茄子、トマト、きゅうり等)

熱帯で採れる果物、マンゴー、パイナップル、バナナ等です。

お料理では、サラダ、冷やっこ等加熱していない物、サッとソテーしたもの、冷や汁等です。

市販のアイスクリーム、清涼飲料水等はとても身体を冷やします。

身体を冷やす食べ物の中でも、旬の野菜は自然に近い状態で冷やす食べ物です。和食の夏のお料理等の昔から食べられてきた食べ物も優しく冷やしてくれます。

旬の野菜、夏の和食等は、夏の間中、安心して取り入れましょう。

自分の住む地域よりも暑い国や場所から輸入や輸送された食材は、冷やす働きが少し強くなるので、体調を見ながら、体調に合わせて量や頻度を変えて、バランスを取りながら取り入れましょう。

市販のアイスクリームや清涼飲料水は、身体の為には良くありませんが、健康に問題がない人なら、ストレス解消に楽しむ目的で、取り入れましょう。

身体に良いからと思った食べ物を毎日食べたり、逆に、身体に悪いと思った食べ物を食べたいのを我慢しているのはかえって不健康の元です。

食べ物に良い悪いはありません。

食べ物の性質を知って選ぶ事が大切です。

屋外で長時間過ごす人は、身体を急激に冷やす性質の食べ物が必要な場合もあります。

クーラーの強く効いた室内でのみ過ごす人は、身体を冷やす食べ物は少なくて大丈夫です。

環境によっても変わります。

体質でも変わります。

健康に問題がない人は、美味しく感じる食べ物を選びましょう。

慣れてきたら、体感を大切にして食べた後も体調が良い食べ物を覚えておくと安心して選ぶ事が出来ます。

季節に合わせる事、同じ食べ物を年中続けて食べない事が健康な食生活の秘訣です。

病気の人は、量を加減しながら、特に同じ食べ物ばかり続けて摂らない工夫をしましょう。


《今回講話に参加の方・個別のお話し》

今回はご夫妻で自然食を実践されている方

ご主人は生まれつきのご病気で長年自然食を実践、ご自身でもいろんなお料理を作って来られた方です。

奥さんは、これまで、お元気でしたが、外食しかして来なかった為にアレルギー体質になってしまった方、お料理は調味料を振りかける事すらほとんどしてこなかった方です。

外食が中心の場合、野菜が不足しがちです。

外食中心の場合、濃い味付けに慣れてしまっているので、普通の家庭料理では物足りない無くて、いくら身体に合っているからと言ってもストレスで長続きしません。

一気に変えるのでは無くて、これまで知らず知らずに採ってきた添加物を減らす事から始めてみましょう。

調味料を、天然塩、昔ながらの造り方のお醤油、お味噌、アルコール添加していない、本みりん、お酢、梅酢、レモン果汁等、甘味もメープルシロップ、甘酒、米飴等に変えてみましょう。

家庭料理が食べにくい様子でしたので、たまたまアレルギーでも香辛料は身体に合っている様子なので、好みの味付けにする目的で取り入れる事にしましょう。

そんな感じで、楽しむ目的で自然食を取り入れると言うお話しをしましたよ。