我が家唯一のロクサン形モハ72であるモハ72097。所属は東神奈川電車区としてある。実車は廃車まで横浜線で運用されていた。



 室内灯はポポンデッタ 製の電球色。その他部品は全てTOMIX純正品を使用している。こだわっている点はパンタグラフの灰色化。東神奈川電車区の車は大井工場で検査を受けており、大井工場のPS13は灰色であった。ジャンパ栓も実車のKE52x2とKE1を再現。インレタはBONA FIDE製の所属表記、定員表記、エンド表記を使用。



 ロクサン形特有の三段窓である。実車の体質改善前の車号は63281。通常運転台数の変化、客用扉数の変化、座席配置の変化、主電動機出力の変化、歯車比の変化の無い改造は形式を変えないが、モハ63の場合、社会から桜木町事故の批判的な声が多く、汚名払拭のために形式が変更された。そのため数字の離れたサハ78、クハ79も同様の絶縁対策、安全対策、難燃性工事、機器増設などが行われたが、車番の変更は無かった。モハ63281は日本車輌にて1946年のクリスマスイブに車体が落成。半年以上経った1947年8月25日に東急車輛横浜にて電装され9月10日に使用開始された。その後桜木町の一件で1951年12月3日に日本車輌東京蕨工場体質改善が施行。1973年1月14日の廃車まで東京中で活躍した。横浜線では最後の方まで残ったロクサン形のモハ72であった。
 今後の我が家での整備はインレタの再調整と前側の妻面窓の埋設(体質改善時の配電盤配置による埋設)を予定している。