サンフランシスコの鉄道


サンフランシスコといえばケーブルカー。このケーブルカーも日本には無い方式のもので魅力があるが、ここの路面電車もかなり興味深い。


イタリア生まれの路面電車が普通に走ってきたり、中には広島電鉄から来た車もいる。


アメリカの古い路面電車もいればPCCカーのような超高性能な路面電車もいる。


一番メインの通りであるMarket Streetの地上を走るのがF Line。通勤通学にも利用される路線であるものの走るすべての車両が博物館級の車両である。この線、トロリーバスと架線を共用する関係でトロリーポールでしか走ることができない。そのため走っているとよく外れ運転士が外に乗せ直しに行く。また渋滞でバス群との順序が入れ替わる時、相手がトロリーバスであるとどちらかがポールを下げ「お先にどうぞ」とする。またこのMarket Streetの地下にはMuni Metroという地下鉄が走っている。


ご覧の通り数十秒間隔で列車が来る。実はこの地下鉄、Market Streetの先の方で先述のF Line と繋がっており、路面電車線に乗り入れる。しかしパンタグラフのため架線の共用区間には入れない。(交差は大量にある)そんなこんなと地下鉄なのか路面電車なのか訳のわからない魅力があるのがここ、サンフランシスコなのである。