《理由》
好きな事に理由なんていらないの
かもしれない、けれど、あえて語りたい。
例えば、赤《RED》一つとっても、
紅、朱色、えんじ、ももいろ、ばらいろ
あずきいろ、れんがいろ、etc...
様々な赤の表現方法がある。
だからこそ言葉にはし難い事も
詳細に伝える事が出来る。
日本語は素晴らしい、綺麗。
だから日本語で歌う。
そして、
RAPは一般的な音楽からすると
言葉の数が多くて、一つの曲に
沢山の思いを載せる事が出来る。
そして韻を踏む事で深みを増し、
頭から離れない言葉のハーモニー
を生み出す。
時には叫ぶように、時には呟く様に。
まるで映画の様に情景が浮かぶ様な
音楽をしたい。
余計なお世話かもしれないけど、
誰かの心に響いて、勇気づけたり
背中を押せたり、楽しませたり。
そんな音楽をしたい。
今、知らない街に一人。
そこで感じた新たな思いを
また歌にする。
そんな気持ちで歌い続ける。
これから先もずっと。