皆さまご存知のように私は
趣味でビーズ刺繍をやってます。

最初は、マックンのちょんまげ飾りを
フェルト生地でリボンを作ったり
していました。少し飾りを付けたいと
ビーズを足したのです。
ちょっとキラキラにしたかったのです。

最初は、ヘタッピでちょんまげ
飾りが精一杯でした。

その内に、花とか動物とか作り出したのです。
もちろん自己流です。
それまで裁縫なんてボタン付けしか
やった事はありませんでした。
だんだんお友達にもあげたりするように
なったのです。
どうせあげるならわが子にそっくりの
ワンコが喜ぶと思いそっくりに
作り始めたのです。
プレゼントしたところ
皆さん凄く喜んでくれたのです。





ある飼い主さんは、ご自身の手術の為に
入院する事になり飼い犬の
トイプードルちゃんと暫く会えなくなったので
そのビーズ刺繍のワンコをお守り代わりに
ずっと持っていたそうです。

ママはいつも一緒でしたね。

こんなにも大切にしてくれてありがとう。



公園のマックンのお友達にはほとんど
作りましたね。

大分前の事です。
いつも朝の公園にワンコを連れて来てる
女の人と彼氏がいました。
ワンコがボール遊びが好きで
いつも走らせていました。

ところがそのワンコが突然死したのです。

気の毒に思った私は、その女の人にワンコの
写真を見せて下さい。
そっくりのビーズ刺繍を
作ってあげると自ら言ったのです。
公園で会うくらいであまり話した事は
なかった人でしたが作る事にしました。
名前も知らない女性です。
写真を3枚ほどお借りして作りました。
雑種の茶色い中型犬の女の子でした。
ピンクのハーネスも付けて仕上げました。
その女性はとても喜んでくれました。
私は、喜んでくれるだけで満足でした。

暫くして、いつものように公園で
ワンコ友達と集まっていたところ、
その女性の彼氏がニコニコしながら
近付いて来たのです。
ワンコが亡くなってからは女の人は
勿論、彼氏の姿も見てなかったのに
何でかなと思いました。
その彼氏は、私に近寄って来て
こう口を開いたのです。

彼女は、あのワンコのビーズ刺繍を
大切にずっと持ち歩いていたのですが
失くしてしまったんです。
あまりのショックに彼女も体調を
崩してしまって塞ぎ込んでいるのです。
またあのビーズ刺繍のワンコを
作って貰えませんか。

えー

自分で言えないから彼氏が頼みに
来たのかな。

と内心思いましたがしかたありません。
美人ではかなげな女性だから回りの
人が気をきかせて動いてくれるのでしょう。
しかたない。

また作る事にしました。

ほどなくして出来上がったワンコを
彼氏が取りに来ました。
今度は、バックチャームのチェーンも
丈夫なのにしたから落とさないように
気を付けました。
ヨシッ

やれやれこれでOKねとホッとして
間もなくの事でした。
また公園にあの彼氏がニコニコしながら
登場したのです。

嫌な予感がしました。

彼氏は、今度はあのワンコのビーズ刺繍を
僕にも作ってほしいと言うのです。

コケそうになりましたが
グイグイ来られて圧が強いのです。

結局頼まれてしまったのです。



またまたワンコを仕上げて彼氏に
渡しました。
もうこれで今度こそ終わりだと思いました。

それからまた暫くしてまたまたあの
彼氏が公園に現れたのです。

オーマイガッ



もう、逃げようかと思いました。



ニコニコしながらまた近寄って来ました。
今度は、何を言うかと思ったら。
あのビーズ刺繍のワンコを見て
妹が欲しがっているんです。
妹もワンコを凄く可愛がっていたので
妹にも作ってくれませんか。
・・・・ ヘッ
今度は妹ですか

いくら私でももう勘弁してくれ―❗

きりがありません。

私は昔から頼まれたら断れないタイプです。
でも、断りました。やっと断れました。

結局 3個作ったのでした。
凄く時間を費やしましたね。

それからその彼氏も彼女も公園で
姿を見る事はありません。
新しいワンコを迎えたらまた公園に
来てくれるかも知れませんね。
ビーズ刺繍をするのは好きです。

自分の好きな物を作るから好きなのです。
たまに依頼を受けて制作していますが
それも楽しいです。

喜んでくれるのが一番の励みですね。

皆さん私の想像以上に喜んで
下さいます。



それからメールとかやり取りをして
親しくなるのがわかります。
愛犬家同士ですからね。

役に立って良かったと思います。

でも、でもね無理に作るのは苦痛なのです。
焼き肉を食べた後にまた焼き肉を
食べろと言われるのと同じです。

どんな例え。
笑


あくまでも趣味ですからこれからも楽しく
無理せず自分のペースで続けて
行こうと思ってますね。
興味のある物を作って行こうと思います。
亡くなったワンちゃんのも頼まれて
作る事もよくあります。
トイプードルのワンくんです。
まだ6才なのに急死してしまいました。
ママの希望で作らせて貰いました。
モヒカンのワンくんです。
飼い主さんには一番ワンコらしい写真を
選んで貰います。
ママは、泣けたと言ってましたね。

そして亡くなったワンちゃんには
白い花のストラップを付けるのが
常になっています。

私はいつも拝見しているブログがあります。
ご存知の方も多いでしょう。
わんにゃんレスキューはぴねすさんです。
ワンコの保護活動をしてらっしゃる
方のブログなのですが。
その方の飼い犬のワンちゃんが
先日亡くなってしまったのです。
難病でした。

エルビスちゃんと言うワンコです。
長崎の動物管理センターに仔犬の頃に
兄妹と保護されていました。
奥のワンちゃんががエルビスちゃんですね。
兄妹8匹で丸まっています。
不安なのでしょう。
体が大きくなりそうなので中々
引き取り手がなかったそうです。
そのワンコをはぴねすさんの方が
飼い犬として引き取ったそうです。
そのワンコ、エルビスちゃんは、
人が大好きで保護されたワンコにも
優しく接して回りの皆さんを
癒していたらしいです。

人を幸せにする笑顔ですね。







そのエルビスちゃんが亡くなって飼い主さんは
どれほどの悲しみでしょう。
それでも保護活動を頑張っていらっしゃいます。
一匹でも不幸なワンコを救いたいから
休んでなんていられないと言うのです。
私は、エルビスちゃんの笑顔を
残したいと思いました。
ビーズ刺繍に思いを込めて作ったのです。
作らずにはいられませんでした。

一気に仕上げました。
エルビスちゃんの笑顔をせめて
飼い主さんの元へ。
勝手に作って仕上がったエルビスちゃんを
犬のおやつと共にはぴねすさんに
送らせて頂きました。
まだ悲しみが癒えない飼い主さんは
喜んでくれたようです。
エルビスちゃんコーナーに
飾ってくれたようです。
丈夫に作ってあるのでバッグにつけても
大丈夫ですよ。



それからまた最近作ったワンコがいます。
この前テレビで見たワンコです。
北斗晶さんちの、ブルドックの
梅ちゃんです。

見た方も多いでしょう。
北斗晶さんがガテン系の親父に
変身して梅ちゃんが分かるかと
実験をやっていたのです。

最初分からなくて吠えていました。



でも最後に分かるとおちりを振って
大喜びしていました。

もう梅ちゃんが可愛くて可愛くて
作ってしまいました。



前にもブルドックは作った事が
あるのですが梅ちゃんは、
The ブルドック‼️
私の理想の姿なんです。



しゃくれたお口から出ている歯。
可愛い~🎵



写真は、北斗晶さんのブログから
お借りしました。

この梅ちゃんをビーズ刺繍で作ったら。
こうなりました。
作るの楽しかったなぁ🎵

これ、北斗晶さんにプレゼントしたいけど
どこに送ったら良いのかしら。

まだまだ作りたいモチーフが
沢山あります。
これからも縫って縫いまくるぞー


