こんにちは! 年長さん育児満喫中の千秋です!
先日、中受チャレンジできる環境なら、してみても良いんじゃない? とくに首都圏女子。というブログを書きましたが、逆に「やめといた方が良いんじゃないかな……」というケースについて、自戒も込めてまとめておこうと思います。
一言で言うと「子どもに対して、費用対効果(コスパ、タイパ)が気になるタイプ」は中受に対して慎重になるべきだと思います。これは経済的なゆとりがないという意味ではありません。
たとえば「家計にはあまりゆとりがない。公立一貫校か私立でも特待生ならギリギリ通わせられるけど、それ以外の学校しか受からなかった場合は、諦めて高校受験に切り替えてほしい」というケース。これは保護者と本人が話し合って納得していれば問題ないと思います。教育費は聖域! 子どもが望むなら青天井で課金する! みたいな家庭より、親子で現実的な折り合いを付ける方がよほど健全だと思います。
問題なのは「お金と時間を犠牲にして受験するからには偏差値〇以上の学校じゃないと意味がない。そして中学受験したからには手堅い大学へ進学して、それなりの職を得てほしい」という保護者。これ、実は誰しもが多かれ少なかれ思っていることだと思います。こんなストレートな言葉ではなくても、胸に手を当てて考えてみると、まったく当てはまらないわ!! という保護者はいないのでは? もちろん私だってそうです!
ただ、この考えを人前(ネット含む)でストレートに口に出すところまできてしまった場合は要注意だと思います。最近結構いませんか? まだお子さんが未就学児〜小学校低学年なのに、「将来は手堅く国立医学部」とか「中学受験で上澄みの環境を整えれば突飛な進路は選ばないはず」とか「最難関以外は行かせるつもりないから受ける意味を見出せない」なんて言っちゃってる教育パパママアカウント……![]()
個人的には子どもの年齢やレベルからかけ離れていない範囲であれば、進学について親の希望を伝える(中学受験はチャレンジしてみようね、とか、大学は自宅から通える範囲で選んでほしいな、国立だと助かる
とかです)ことは大きな問題ではないと思います。もちろん、何がなんでも医学部! とか 早慶附属以外は駄目! みたいに過度なプレッシャーかけるのは論外ですが。
でも、家庭内で話し合うのと、他人にまでポロリしちゃうのって、だいぶ違うと思うんですよ。「なにがなんでも国立医学部!」とか「最難関以外に行く価値なし!」という言葉を軽々しく発した場合、自分だけではなく、子どもや配偶者も巻き込んで「そういう価値観の家庭」とみなされますよね。それの何が悪いの? と開き直るのであれば、中受保護者としては精神的に幼く、品位に欠けているんじゃないかと……少なくともこのタイプの保護者でドーンと構えて「勉強のことは子どもに任せます。親は送迎係とお弁当係に徹するのみ!」という方を見たことがありません。
費用対効果を気にする保護者は、子どもの成績に一喜一憂し、子どもが勉強しなければすぐに「中受撤退!」と大騒ぎ、偏差値30台の学校なら公立の方がマシ! という未来がなんとなーく見えるので、あまり中学受験を積極的にオススメしないようにしています。上手くいかなかった時に逆恨みされても嫌だし、何よりお子さんがかわいそうだし。ちなみに普通の子どもは「受験はしたい。でも勉強はしたくない」がデフォです。私もそうでした。時間もお金もかけてるんだからやる気出せと言われても、子どもにしてみたら知ったこっちゃありません。そんなこと言い出すくらいなら、最初から中受なんてやらなきゃ良いのです。たとえ本人からやりたいと言い出して始めた中受だとしても、許可したのは親です。そこの責任を見誤ってはいけないのです。
というか偏差値30台の学校の入試問題、一度解いてみたら良いと思うんです。親が。もちろん制限時間付きで。
合格最低点はともかく、制限時間内に全問正解するのは結構難しいと思いますよ。私も社会なんてまったく自信ありません。私たちの頃と比べても、入試問題の難易度がインフレしすぎ。
生まれてきてまだ10年ちょっとの子たちがチャレンジしているのは、それだけ大変なものなのだから、せめて親はハードルを上げすぎず、成績が良いときも悪いときも、一番の味方でいてあげたいものです。