こんにちは! 一歳育児満喫中の千秋です。


アメトピの中学受験に関する記事で、ちょっとビックリしてしまったのがこちら。



興味深く読ませていただきましたが、なるほどねと思う面と、私の知ってる私立中と違うぞ!? と首を傾げる面があったので、考えをまとめるために文字に起こしてみました。
もちろん考え方や捉え方は人それぞれですが、90年代に関東で中学受験を経験し、娘も8割中学受験の予定で最近の情勢をリサーチ中の家庭の一意見です。
(残り2割は小受ですが、前にブログに書いた時から色々あって割合が変動しました。追々書こうと思います笑い泣き)


①お金がかかる

学費は公立と比べたらそりゃ高いですよね……初年度120万円、2年目以降80万円くらいがボリュームゾーンですかね?
ただ、

私立に行く子はお金持ちも多いから、付き合いも大変
修学旅行とかも無駄に海外に行くから学費以外のお金もかかる

ここの部分は「そうだっけ?」と首をかしげてしまいました。
まあたしかに中学受験は入学するまでにもお金がかかるので、入学している時点である程度裕福な家庭の子が多いのは否定しませんが、そうは言ってもしょせん中高生、経済格差を感じるほどの学外でのお付き合いなんてそうそうないような。これについては後で詳しく。

そして修学旅行ですが、この私立=海外へ修学旅行✨のイメージってどこからきてるんですかね!? 私も夫も中高ともに地味ーーーーーにお寺やら世界遺産やらバスで連れて行かれる系の国内修学旅行でした!
むしろ最近は公立の方が海外とかディズニーとか、自由行動の日はタクシーチャーターとか華やかじゃないですか!?笑い泣き 
地味ーーーなお寺や世界遺産も個人旅行では行き辛い場所だったりしたので、今となっては感謝していますが、高校生の頃は公立の方がよっぽど豪華な修学旅行で羨ましかったです……

私の記憶だと、男女御三家で海外修学旅行を実施しているのは麻布だけで、それもいくつかコースがある中から海外も選べますよーくらいの感じだったような。
全員参加の海外研修やホームステイを売りにしている学校もあるにはありますが、少数派じゃないでしょうか。たぶん。


②結局偏差値教育が続く

私立中学行っても、みんな塾には通うし、内部進学するにも競争があったりで、気が抜けない

内部進学するための競争……とは???ガーン

私の知らない世界の話でちょっとよく分かりませんでした。いや、慶應の附属→医学部推薦狙いとかなら分かるけど、附属って基本学部選ばなければそのまま上にいけるというか、よほどのことがない限り(せっかく青田買いした優良家庭に)外に出ていかないように囲い込んできません……?
(日大二中や女子大の附属のように、大学までのエスカレーターではなく中高は進学校として機能している学校はまた別でしょうが)

塾通いも行く子は行きますが、人それぞれですかね……夫も私も予備校は高2で部活引退してから派でしたし。
でも現役御三家生のお母様が「学校側はせめて中学の内は塾なんて行くなと言うけど、みんな入学した時点で鉄緑会入ってる」とおっしゃっていたので、最近は事情も変わってきているのかもしれません。個人的には学校側の意見に大賛成なんですが……あせる


私立中学に通う子は全員、勉強ができて優等生と言うわけではなく、公立校と同じ、勉強ができる子はできるし、できない子は一定数いる
普通の学力なのに、頑張って受験勉強して、合格できたとしても、クラスでは下の方(中略)優等生と遊んじゃう子は、同じ位の比率

もちろん「二月の勝者」のアキラくんのように、難関校で深海魚になってしまう子もいると思います。
が、良いにつけ悪いにつけ、公立よりは押し並べて優踏生で勉強の得意な子が集まるのが私立中高なのもまた事実かなというのが、正直な感想でもあります。あくまでも都内の話です。
基本的には似たような偏差値帯&校風や独自のカリキュラムに惹かれてきた子たちの集団になるので、上だ下だと言っても振れ幅がそこまで大きくはなく、したがって教員側もフォローが楽なのが私立中高の余裕に繋がっている気がします。


③近所に友達がいない

遠くから友達が通ってくるわけで、土日は友達と遊んだことがない

①でお金持ちの友達との付き合いが大変って書いてあったのと矛盾するような気がしてならないのですが、まあたしかに学区の公立中みたいな距離感では遊べないですね……あせる

私の場合は休日に友人と会うのは1、2ヶ月に一度くらいだったかな? 行き先は覚えている限りでは図書館、繁華街(当時は池袋が好きでしたドキドキ)、劇場(バレエとかオケとか)、映画館、フリマ(アクセサリーとか作って出店してました結婚指輪)、他の学校の文化祭、ディズニーランドなどなど。
当時はみんなお財布に諭吉など入っていないので、ご飯は基本ファストフードかパン屋さんのイートイン、舞台はもちろん学割。
ディズニーランドも昔はパスポートが安かったこともあって、一日遊んでも交通費込みで1万円以内におさめていたような気がします。

これが年相応の遊び方かどうかは判断が分かれるかもしれませんが、「マリア様がみてる」というミッションスクールが舞台の小説のバレンタインデート巻なんかは、わりとリアルな私立中高生の休日の過ごし方だと感じました。


④私立中学のメリットを感じられない

働くようになると、ずっと公立の人や、高校に通わず、大検で大学に行きましたとか、要はいろんな出身の人が同じ同僚として働くわけで、私立中学に通ったからといって、早く出世できるわけでもなく、逆に、大検で大学に通ったアグレッシブな人が、早く出世したりとか、自分が私立で同じような立場の人とのんびり過ごしてきたんだなと、思わされることが多いようです。

これはもう、なにを重視するか、各家庭の考え方次第ですかね。
都内の女の子なら、将来の職業以前に高校受験回避や環境買いで中受に踏み切る場合も多いでしょうし。

ただ、職場や業界にもよるのでしょうが、就活時の学歴フィルターで大学名だけではなく出身高校をチェックされるのは結構よくあります。ぶっちゃけ条件の良い職場になるほどあります。
とくに最近は私大の推薦枠が拡大していることもあって、地頭力の担保という意味でも出身高校を重視する組織は多いです。
だからこそ、出身高校の下駄なしに採用された人(たとえば大検に通って進学された方など)は、下駄を履いてる人より優秀で出世が早いのは当然と言えば当然だと思います。そういう人はたいてい、何をやってもどこに行っても上手くやれるスーパーマンです。私の元上司もそのタイプで、今でも心から尊敬しています!

逆に、凡人にとっては学歴の下駄ってとってもありがたいものなんですよね。だって凡人がスーパーマンと同じ土俵に立てるチャンス(内定)をもらえるんですもん。
とくに女性は学歴が高いほど男性との収入ギャップが少ないこともあるので、学歴課金はコスパが良いと黒木先生が言ってた(気がする)のも事実だと思っています。



などなど、色々言いたいこと言ってますが、やっぱり私にとって一番の違和感は「私立は海外に修学旅行に行く」という世間からの? イメージだったみたいです。ここまで書いてきて気が付きました。
なんでよ! たしかにリリアン女学園(マリみての舞台)はイタリアに修学旅行だったけど、現実はほとんどの私立中高は慎ましく京都奈良ですよ!
公立校だって台湾とかシンガポールとか行ってるじゃない! 羨ましいです!!