こんにちは、一歳育児満喫中の千秋です!


最近、娘が自分を指さして「アカチャンー」と言うようになりました。すごい! γνῶθι σεαυτόν! 生まれて2年足らずで自分が何者かを理解した!!(笑)

まあ正確にはすでにアカチャンではなく幼児なんですが、細かいことを気にしたら人生負けです。


少し前から動物の親子の絵などを指差し、大きい方を「ママー」、小さい方を「〇〇ー(娘の愛称)」と呼ぶようにもなりました。よくできたもので、これが3匹並んでいると、一番大きいのが「パパー」になり、中くらいがママ、一番小さいのが娘と順次お繰り合わせされます。

人間のクラスタリング能力って、1歳児にも備わっているんだなぁと夫が感心していました。


クラスタリング能力といえばダイソーのこれなんかも



わりと楽しそうに遊んでいるのですが、トラとチーターかだいたい最後まで残る上に、「ライオン」と言うんですよね。単にまだ覚えていないだけと見なすこともできるけど、これも「トラとチーターは似ている」「トラとチーターはライオンの仲間である」と理解しているからこそ、と思えば親バカも遺憾なく発揮できるというもので、せっせと動画を撮るのに忙しい毎日です笑い泣き


ところでタイトルの「私は赤ちゃん」は、関西で小児科医として活躍された松田道雄先生の名著で、妊娠中に読んですっかりファンになりました。

赤ちゃんの視点を通して、新米パパママたちへの「そんなにあれこれ心配しなくて大丈夫。赤ちゃんの個性と快活な生命力を信じて、一緒に成長していきなさい」という、松田先生の暖かなエールを感じられます。

最近になって続編の「私は二歳」も読んでみたのですが、ユーモアたっぷりの文体と、見開き2ページで1エピソードという構成で、とても読みやすく面白かったです。

昭和の子育てのおおらかさ(2歳の子どもに10円だけ持たせて外に出し、近所の子どもたちだけで駄菓子屋さんで買い物をして、家の前の路地でビー玉遊びさせたり)にビックリすることもありますし、予防接種なんかは今とは随分違うのですが、この時代の赤ちゃん(今の70歳くらい?)だって、別に問題なく元気に育ったんだよなぁと考えると、少し肩の力が抜ける気がします。

サラサラっと読めるので、お時間があったらぜひ!!ラブラブ