前に、パパ作は「俺様」で


私が「のだめちゃん」みたいに


家事・掃除が出来ない・・・って書いたと思うんですが




まぁ、それだけでなくて




色んな意味で




のだめちゃんと千秋さま



私とパパ作を重ねて思うことが多く・・・




時々切なくなります。




今回(ネタばれになっちゃう?)




千秋のピアノを聞いて


のだめちゃんが「ずるい・・・・」と


どんどん落ち込んで行くところから




私は、ちょっと涙ぐんでしまい。






後編の予告編では


なんだか悲しくて涙があふれ出てしまいました。








私とパパ作のお仕事は


日本でただひとつの


裁判制度を支える裏方の仕事・・・・です。






私は、大した大学も出てないんですが


そのゆるやかなキャラクターと


前職の不動産会社の営業で得た様々な


経験で


面接重視の即戦力が欲しい採用試験の時に合格して転職しました。






パパ作は


優秀な大学の法学部で


これまた刑法では有名な教授のゼミで


弁護士になろうか悩んでいる時に


なんとなくここの試験に合格したそうです。






パパ作は、冷静で仕事が早くて正確


感情を一切出さないので


ロボットが仕事している様・・・と


言われていました。






なので、


何考えているかわからないので


同期の女性は「怖い」と


直接話すことが出来ず


(彼は当時会計を担当してました)


お金を貰う時に私に頼んで欲しいと言ってきた位です。






私は、相手がどんなに難しい人でも


仕事上では全然平気なので(プライベートでは駄目です)


特に何も思わず仕事していました。






私は入社当時は


相談受付をしてましたが


そのうち


何故か、前任者が局長補佐のおじさんが担当していたセクションに


異動になり


局長にくっついて仕事をするようになり・・・




多分、10人抜きの大出世だったんだと思います。




二十七歳の私は、もう、我が世の春のような仕事ぶりでした。


バックには


最高権力者が居て


仕事の相手も、この世界のトップクラスの方ばかり・・・






この世界は私(実際は局長)の手にあるような・・・






そして


色んな事があって


私はパパ作と結婚しました。


仕事全盛期の私にとって最高のパートナーだと思ったから・・・・・




大好きなザルツブルクのミラベル宮殿で結婚式を挙げて


大好きなウィーンと
パパ作の好きなパリにハネムーンに行きました。


まさに、こののだめちゃんの映画の世界です♪






そして、結婚後、すぐ法律を作る為に


海外視察を計画していた矢先に・・・・




















妊娠しました。








私、子どもつくるつもりなかったんです。






かなり悩みました。




でも、産むことにしました。


つわりも大変で・・・・




出産も大変で・・・


産まれたこども、ちっとも可愛くなかった・・・






すぐ、仕事に戻りたかった


指折り数えて復帰したら・・・












私は








もう、中心には戻れなかった。




代わりに




パパ作が、どんどん出世して行って








ジタバタしたけど






全然駄目だった








だって、法務省と折衝だ・・・と思うと






保育園から呼び出しがあるんです。


そして、ついには入院・・・・




一週間付き添い・・・




職場から呼び出されて


もう、辞めたらどうか・・・と言われました。








どんなに努力しても


仕事・・・こなしきれなかった






私の代わりに海外視察に行った同期の男の子は


凄い頭角を現し(そりゃそーです、東大卒ですから)




今は、私の直属の上司です。






パパ作は


もっと出世して


中央で仕事していて






私は


パパ作の奥さん・・・・




といつも紹介されます。






でも、仕事しやすいです。




色んな中央の情報が入るし・・・






感謝しています。






でも、私がすっごく努力してこなしている仕事を




いとも簡単にやられると








「ずるい」って思ってしまいます。






でも、違うんです。




私の仕事の個性は




頭脳じゃないんです。






私は、人間関係にすっごく恵まれます。






最初はパパ作の奥さん・・・って紹介されるけど




次第に




パパ作でなく、私にいろんな依頼が来ます。




パパ作とっつきにくくて怖いから(笑)






パパ作の部下も


みんな、私とお友達になってくれます。


私の面倒見ている後輩が


転勤でパパ作の部下になっていき


隠密となってあれこれ動いてもくれます。






俺様のパパ作の不器用さを埋めるのも


私の役目になってます。








行く先々で


いろんな偉い人とめぐり会えて


いっぱい吸収させてくれます。








そして、相手が誰でも


同じ態度で仕事するから・・・


すっごい偉い人とも、仲良くなって




今までぎくしゃくしていた関係先と


仕事がスムーズになります。




なので、私の今までの異動は


いっつも


誰かが鬱になった後の職場


問題があって辞めた人が居る職場


異動したらすぐ


経験者が全部他へ異動させねきゃ駄目な職場・・・




ピンチヒッターばっかりでした。










同期の上司が言いました。






○○(旧姓)ちゃんは、この世界のコーディネーターになればいい・・・と






人とと人とを繋ぐ・・・




機関と機関をつなぐ・・・






この、同期の上司も


いろんな意味で


私の「千秋さま」なんだと思ってます。










でも




やっぱり、焦ってしまいます。


まだ、焦っているんです。










のだめちゃんは


後編で・・・どんな成長を遂げるんでしょうか。








私は


私から仕事を奪った


長男を恨んでいたんだと思います。






でも、今では


感謝しています。






あのまま、子どもも居なくて


ガンガン仕事する人生もアリだったかもしれないけど




長男が生まれたから


もっと優しい世界で仕事が出来て


子どもも四人も産む事が出来て






たぶん、今の方が幸せなんだと思います。






何を書いてるのかわからなくなっちゃったけど






のだめちゃんの焦りを見て




ちょっと自分の姿と重ねてしまって


自分の歩む道もわかった気がしました。






のだめちゃんありがと!




私も私の長所を生かして


いつか、


パパ作と肩並べていい仕事をしたいと思います。










もし、最後まで読んでくださった方がいたら


感謝します。




最近、こんな独白的なブログがおおくてごめんなさい。






さぁ、


明日から仕事です!




お弁当も作らなきゃ!




がんばろう!っと