毎回犯罪被害者のお話は
私にいろいろな事を教えて下さいます


仕事で直接役立つ事も
もちろんですが


人生においても





私は常々

死にたいほど辛い経験をした時は
わからないけど


後になって



あ~
あの経験は
私にこのことを乗り越える為に
私に教える為に
私にふりかかってきたのか…



と思える事が多いのです



母の教え…とゆ~のもありますが



意味ある事



そー思うように
なっています


しかし
犯罪被害だけは

その経験に意味ある事なんてないと思っていました。


今も、確かにそーだと思っています。



しかし
その辛い経験を乗り越えて
私達にお話をして下さる方を見ていると


被害にあわれた方の人としての尊厳

被害で亡くなった方の生きていた意味


尊いと思います。


犯罪被害者の方は
身体、精神の被害回復の為の治療は自費です。

加害者は
貧困者が多く 、また、受刑により収入もなくなるため
損害賠償金は、判決が出ても支払われる事は少ないのです。


しかし、加害者が
例えば逃亡中に車にひかれて負傷し、その後逮捕されたとしたら

税金で治療されるのです。


私は
もっと被害者救済に国は力を入れるべきだと思います。

何の落ち度もないのに

ある日突然、心身に被害を被り、あるいは家族の命を失うのに


働けなくなる人もいるのに

金銭的負担までその個人に負わせるというのは

おかしいと思うのです。


人違いにより灯油をかぶせられ火を付けられた被害者がいらっしゃいました。

その方は

皮膚の移植施術などによって

一命を取り留めましたが

働くことが出来ず生活保護申請を余儀なくされました。

しかし、自治体(の担当者)は

クーラーの設置を理由に保護を認めないと言うのです。

クーラーは贅沢品だそうです。


この近年熱帯化している日本でクーラーは、それほどの贅沢品でしょうか?


確かに、生活が厳しくてクーラーを我慢して

扇風機で生活している家庭も沢山あると思いますが

今持っているクーラーを撤去しないと生活保護は支給できないとは

おかしいと思いませんか?

しかも、皮膚の移植により

その被害者の方は汗をかくことが厳しい状況なのです。


もちろん、被害者だからなんでも大目にみて下さいと

被害にあわれた方はおっしゃっているわけではないのですが


もう少し被害者の方々に

経済的支援も必要だと思うのです。


私は、偶然にも
地下鉄サリン事件の時から
犯罪被害者救済に縁のある部署にいる事が多く

今も
被害者の声を直接聞く事があるのは


きっと
私に、何か
使命があるのかもしれない…


と最近思うようになりました。





私は、いつも

困難が起きると

それを乗り越えるアイテムを神様が与えてくださっている・・・と

いつも、思えることがあります。



子どもであったり

支えて下さる人との出会いであったり


時にはお金であったり




何か支える人や物があれば

人は乗り越えていけるのだと思います。



今も、私には次から次へと困難が押し寄せて来ますが

ちゃんと、それを乗り越える事が出来るような

人との出会いがあります。


今も、素敵な友人との出会いを感謝しているところです。



今日の講演で一番心に残った言葉は




人を支援するということは

その人から学ぶことだ・・・




私はこれからも

人を助け、学び、

また、助けて頂き、学び合う


失敗も多いと思いますが

そんな人生を歩んで行きたいと

しみじみ思いました。








夜中のラブレターみたいに

かなり熱く語ってしまいました。

過激な発言や不快な発言があったら

平にお許しください。