7月19日(火)晴れ 【どっきり・ドキドキ】
『社長!今の運賃を5%下げましょうか?』
この言葉に反応しない荷主はいない。
ウチが直接荷主として、仕事をさせていただいてる
企業は約10社。
その10社にこの提案をしたのが1年前。
「5%も下げるって、こりゃまたどーして?」
相手は不思議に思い、必ずこう聞いてきます。
「それには条件がありましてね。
金曜日出荷→土曜日到着
土曜日出荷→月曜日到着の荷物に限り
5%OFFなんですよ!」
ここでほとんどの相手は「うーん」と唸る。
言うまでも無く、昨今では週休2日は当たり前で、
金曜日出荷→月曜日到着が主流になっています。
だからといって、週末を大企業と同じように
休んでいたのでは、運送会社は潰れます。
一週間を6日稼動していた頃と比べれば
売上が1/6ぶん減っているはずなのです。
だから荷主さんにも協力してもらうのです!
協力してくれた荷主さんは得をするのです!
何十台ものトラックを休ませるぐらいなら
5%OFFだろうが、動かした方が得なんです。
だって、固定費(事務経費)は同じなんです!
(これが動いてナンボの法則) ← ウソウソ
方法はいたってシンプル。
本社と支店、工場と倉庫、親会社と子会社
このあたりの力関係を考えれば答えは簡単。
たとえば、金曜日に親会社が
「明日、荷物到着させるから誰か出勤して!」って
子会社に言ったら?
「うそ~ん!」と思いながらも
誰か一人ぐらい出てくれるでしょ?
その人の休出手当と運賃の差額を比較すれば
ウチもそれでやってみようという企業は
結構いるもんですよ。
で、出てもらったその子会社に今度は
アプローチをかけるんですよ。
「どうせ出勤されるのなら、土曜日も出荷されたら
いかがですか?お安く出来ますが。」とね。
名づけて【週末運賃わくわく作戦】← ウソウソ
今また新たに数社が検討してくれています。
儲からない(薄利)のは荷主も運送屋も一緒。
だから一緒になって考えるんですよ。
そうすれば、そのうちに『これ面白いかも?』
があるもんですよ。
年に一度や二度は、「えっ?」って思われるような
提案やドッキリを発信して、「面白い会社だ」と
荷主に思ってもらう事が大切なんですね。
これだけでも、不条理な値下げの予防に
なると思いますよ!
そして次なる作戦は・・・・・
【○○運輸を使うと、こ~んなに得するよ!
ポイントキャンペーン】なるものを
具体化しようと、現在考えています。^^
営業マン時代には<打ち増し>って言葉が
あったもんなぁ。。。(ヒントはここまで^^;)