一昨日、母から「今日の世界ふれあい街歩きバンクーバー だよ!」と LINE メッセージが来ました。


リタイアしてからというもの、BS の旅行番組が私の両親の楽しみになっているようです。


その中でも バンクーバーは、母親にとって初めて 海外旅行をした思い出の街。

私の主人の出身地で、これまでも 数回、両親と一緒に旅行をしました。


おとといは用事があって番組を見られなかったので、今夜録画していたものを鑑賞。


大切なことを思い出しました。


20代の頃 私はどうしても海外に住んでみたくて、ワーキングホリデーでバンクーバーに行きました。


私はそこでお散歩の楽しさを知ったのです。


ふるさとは自然にあふれていても、「お散歩したい」と思う場所ではありませんでした。


バンクーバーは大きな都市でありながら、街並みが綺麗で 、緑が多く、歩くのが楽しくて仕方がなかったのです。


例えば 番組の中で紹介された地域のコミュニティ本棚。
バンクーバーの中心部に、こんな可愛い本棚を、周りの景観と合わせて作ってあるのです。

日本だったらもっとシンプルで、味もそっけもないような本棚が作られていたと思います。

私はこのバンクーバーに住みたくて、旦那と結婚したと言っても過言ではありません。

今は海もあって 山もある「横浜」という、バンクーバーに非常によく似た港町に住んでいます。


大好きな街で 、日々 「ここに住んで良かったなぁ」と思いますが、横浜と比べても、バンクーバーは美しい街だと思います。


私はそれを知ることができて幸運だったと思います。


何を言いたいかというと、今 インバウンドで大勢のお客さんが日本を訪れています。


来る人はみんな「日本は素晴らしい」と褒めてくれますが、それに甘んじることなく、日本の若者にも海外に行って、色々な国を見てきてほしいなと思うのです。


日本が素晴らしいところもありますが、まだまだ 劣っているところも たくさんあります。

特に家の快適さは、カナダに学ぶことが大きいと思います。

そういうことを知るだけでも、これからの日本を背負っていく人たちにとって、良い刺激だと思うからです。


1年のワーキングホリデーを終えて 日本に帰ってきた時、私の心は燃えていました。


カナダの良いところを、いろんな人に発信していきたいと。

当時は SNS もなく、何もできずに 年月だけが過ぎてしまいましたが、「我慢せずに快適に暮らす。それは自分の工夫でできる」ということを知られたのは大きいと思います。


たかだか30分の番組でしたが、見終わって、何十年も前の自分が受けた刺激を、再び思い出すことができました。



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