ここ数ヶ月私が夢中で見ているドラマが二つあります。
一つは言わずと知れた「ミステリと言う勿れ」https://www.fujitv.co.jp/mystery/
そしてもう一つが日曜日の朝6時半から放送している「黄金の日々」。
この黄金の日々が面白い！
大河ドラマなのでキャストがとても豪華なのはもちろんなんですが、それまでテレビに出なかったアングラの俳優さんなど、知る人ぞ知る俳優さんたちが出演しているんです。
その中で改めて「すごい！」と思ったのが、石川五右衛門役の根津甚八さん。
この時まだ３１歳。それなのにこんな凄みが出せるとは。
五右衛門が捕まる原因となった豊臣秀吉の暗殺のシーンでは、手下たちを前に「地獄で会おうぜ」と声をかけるのですが、その静かな地響きのような声に身震いしそうになりました。
こんなすごい俳優さんだったんだ！
根津甚八さんの魅力を今更わかりました。
そして石川五右衛門といえば釜茹での刑。
この煮え立った釜への倒れ込み方も見事！
残念ながら根津甚八さんは病気をされて、早々に俳優業を引退、6年前に他界されてしまいました。
その花火のような儚い生き方も、この方の魅力なのかもしれません。
「黄金の日々」は現在放送中の「鎌倉殿の13人」の脚本家、三谷幸喜さんがとても影響を受けた作品だと公言していらっしゃいます。
だからなのか、私、三谷幸喜作品が大好きなんです。きっと同じドラマを見て、同じような刺激を受けたからかもしれないなーと思います。
