詰将棋×著作権~将棋×サイエンス×法律~ | 法律を科学する!理系弁護士三平聡史←みずほ中央法律事務所代表

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大学では資源工学科で熱力学などを学んでいました。
科学的分析で法律問題を解決!
多くのデータ(事情)収集→仮説定立(法的主張構成)→実証(立証)→定理化(判決)
※このブログはほぼ法的分析オウンリー。雑談はツイッタ(→方向)にて。


テーマ:
Q 詰将棋には著作権が認められませんか。

誤解ありがち度 4(5段階)
***↓説明↑***
1 一般の方でもご存じの方が多い
2 ↑↓
3 知らない新人弁護士も多い
4 ↑↓
5 知る人ぞ知る

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A 著作物として著作権の対象となります。

【詰将棋×著作権】
詰将棋には著作権が認められませんか。

著作物として著作権の対象となります。

独自に創作した「詰将棋の問題」は,「創作的」と言えますので,著作物に該当します(著作権法2条1項1号)。
例えば,出版した書籍に掲載されている「問題」をそのまま他の書籍で流用されたら,著作権の侵害となります。

なお,問題の作成が「新たな創作」ではなく「過去の実戦棋譜」からそのまま流用したもの(投了図の一部を抜粋)であるとすれば,「創作的」ではないので著作権の対象とはなりません。
これについては,「棋譜自体には著作権はない」という見解を前提とすれば,対局を行った棋士(2名),にも著作権が認められるわけではない(=偶然の産物),ということになりましょう。


[著作権法]
(定義)
第二条  この法律において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによる。
一  著作物 思想又は感情を創作的に表現したものであつて、文芸、学術、美術又は音楽の範囲に属するものをいう。
二(以下略)

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