遺言執行者の報酬額相場~遺言執行者を付けるメリット~ | 法律を科学する!理系弁護士三平聡史←みずほ中央法律事務所代表

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大学では資源工学科で熱力学などを学んでいました。
科学的分析で法律問題を解決!
多くのデータ(事情)収集→仮説定立(法的主張構成)→実証(立証)→定理化(判決)
※このブログはほぼ法的分析オウンリー。雑談はツイッタ(→方向)にて。

Q 遺言執行者の報酬額は一般的・平均的にどのくらいが相場なのでしょうか。

誤解ありがち度 3(5段階)
***↓説明↑***
1 一般の方でもご存じの方が多い
2 ↑↓
3 知らない新人弁護士も多い
4 ↑↓
5 知る人ぞ知る

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A 業務量・責任の大きさ(遺産規模)によって違います。比較的小規模・単純,という場合は30万円程度,ある程度の規模の場合,遺産の評価額の3%程度,というのが目安です。

【遺言執行者の報酬額相場】
遺言執行者の報酬額は一般的・平均的にどのくらいが相場なのでしょうか。

→業務量・責任の大きさ(遺産規模)によって違います。比較的小規模・単純,という場合は30万円程度,ある程度の規模の場合,遺産の評価額の3%程度,というのが目安です。

家庭裁判所が算定する場合は,業務量の想定や遺産の規模を反映する形で報酬額を算定しています。
ごく簡単に相場を示します。
ただ,これはあくまでも大まかなものです。
作業量(業務量),複雑さなど,業務遂行の「重さ」を反映させています。

<遺言執行者の報酬相場>
・小規模,単純
 →30万円程度~
・ある程度の規模以上
 →遺産の評価額の3%程度

遺言作成時に遺言者と遺言執行者(候補)で決める場合や,相続人と遺言執行者で決める場合にも,この基準(目安)が参考にされることが多いです。
その一方で,親族が遺言執行者となる場合,元々「対価性」を考えず,無償,とすることも多いです。

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