多くの新人弁護士が遺留分を知らない※弁護士を選ぼう!※ | 法律を科学する!理系弁護士三平聡史←みずほ中央法律事務所代表

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大学では資源工学科で熱力学などを学んでいました。
科学的分析で法律問題を解決!
多くのデータ(事情)収集→仮説定立(法的主張構成)→実証(立証)→定理化(判決)
※このブログはほぼ法的分析オウンリー。雑談はツイッタ(→方向)にて。

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多くの新人弁護士が遺留分を知らない
【意外度=大】【知識不足】【事例】=相談=
<前提>
法律相談の場面。
<事情>
・父が亡くなった
・相続人は2人の子;A(=相談者)・B

「ひどいんです。
 Bは父が生きている頃から,家を買ってもらったり,クルマを買ってもらったり,スネかじりっぱなしでした。数億円分にはなっていると思います。
 遺言が出てきたのですが,残っていた財産(5億円相当)の大部分(4億円相当)をBに遺贈する,という内容です。
 遺言で触れられていなかった財産はわずかばかり。
 Bは,この「わずかに残った財産(1億円相当)」を平等に2等分しよう,と言っています。
 ひどいですよね!何とかならないんですか」
<研修生>
「法定相続といって,子供同士だと等分になります。
 残りの遺産が1億円相当なので,5000万円相当の遺産を承継することになります」

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