また別の入居者を探せば良いので,コスト・リスクは限定的な気がしますが。
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A 個々の物件では「コスト」は限定的かもしれません。
しかし,ファンドによる運用(の一環としての建物賃貸)の場合は,シビアな問題となります。
【ファンド運用と定期借家の「中途解約」リスク】
定期借家契約における,中途解約のリスク,というのは,オーナーがそれほど心配すべきことでしょうか。
また別の入居者を探せば良いので,コスト・リスクは限定的な気がしますが。
→個々の物件では「コスト」は限定的かもしれません。しかし,ファンドによる運用(の一環としての建物賃貸)の場合は,シビアな問題となります。
「中途解約」のリスクを考えていくと,ごく一般論としては,「また別の借り手を探せばいい」ということが言えます。
一定の空室リスクはありますが,余程急激に社会情勢が変わらない限りは,再度入居者が見つかることになりましょう。
しかし,現実的には,ローンを利用して収益物件を購入している場合など,一時的な収入減少でも,「想定外」の出費となることもあります。
さらに,ファンドの資金運用の一環としての建物賃貸の場合は,もっとシビアです。
ファンドの運用者(マネージャ)としては,人様(投資家)から預かった大切な資金です。
収益を獲得して当然,より大きい収益を目的として資金を預かっています。
潜在的・不確定なリスクでも,これを負う,という判断をすることには大きな責任を伴います。
そこで,ファンドの運用においては,定期借家のメリットは非常に魅力的ですが,反対の面,つまりデメリットとして「中途解約リスク」は「玉にキズ」状態です。
国土交通省の調査「定期借家制度実態調査(不動産業者)2007年」においても,(長期の)定期借家契約が普及しない理由として指摘されています。
「中途解約」の制度が改正されれば,ファンドの運用・不動産流通市場も良い効果が生じる,という予測もあります。
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