健常者から障がい者になった事を一般的には

 

中途障害

 

という言い方をする。

 

私は中途障害だからこそ

生まれた時から障がいがある人の気持ちはわからない。

 

寺田ユースケさんという

生まれつき脳性まひの男性とお話する機会があった。

 

健常者から見たら

障がい者という同じ括りになるかもしれないが

全く違う。

 

生まれた時から障がいがあれば

それが自分の普通と思う。

だから人と違うと知った時にどうゆう思いなのか。

それは中途障害にはわからない。

 

心がまだ整ってない時期、思春期の頃を

周りとどう過ごしていたのかも

私にはわからないのだ。

 

話を聞いても理解は出来ない。

理解出来る。なんて言葉は綺麗ことにしかすぎないのだ。

 

その人の気持ちはその人にしかわからないし

経験した人にしかわからない。

 

でも。だからこそ

聞いて、知る。

想像する。ことが大切なのではないだろうか。

 

そしてそれが笑い話なら一緒に笑って

辛かった話なら

そのマイナスから這い上がってきた心を称賛すべきだと思う。

 

 

知らないから遠ざける。

相手の気持ちを想像出来ないから

心ないこと言う。

 

 

でも

相手に理解してもらうには

自分からも発信していかなければならない。

 

自分は君たちとはこういうところが違うんだ。

今はこういうことが出来ないんだ。

だからこうして欲しい。

出来るように一緒に考えて欲しい。

 

そうやって知っていけば

健常者と障がい者の心の壁はなくなっていくのではないだろうか。


https://youtu.be/FWV1XqhTb0g