素直な身体を褒めてあげたい。

２回目のHAL

開始直後は筋電が伝わりづらく、うまく足を出せない。

しかし、筋肉がほぐれ身体がうまく馴染んでくると、

交互に力が伝わり足を出すのが楽になる。

いつも無音のリハ室なのだが、雰囲気やアドレナリンが出た方が

やる気に満ち溢れる為、特別に音楽を流してもらった。

音楽の力ってすごいね。

悲しい時に悲しい歌を聴けばより悲しく、

楽しい時に楽しい歌を聴けばより楽しく。

合計３０分ほど歩いて、本日も満身創痍。

終わる頃には介助なしでも足を出そうという信号が伝わり、

ランニングマシンの上を数歩歩くことができた。

２回目でこれだけHALと馴染めたことにとても感動した。

HALをした後は、腹筋、腸腰筋の筋収縮も収まり、平行棒内で装具等なしで立てる。

腰がひけることなく、ほぼ直立できる。

これだけあからさまに効果を感じれるってすごい。

どれだけ、自分の身体が素直なのか実感する。

結果が出れば出るほど、欲も出る。焦りもでる。

でも、

心が先走ると付いてこない身体との差に失望してしまう。
だからこそ、
そこを堪えて着実に進むことを忘れてはいけない。と自分に言い聞かせる。

火曜21時から関テレ系列で放送中の

『パーフェクトワールド』
原作には無い細かな脊損・車椅子ユーザーのリアルを伝えてくれています。

骨肉腫で義足になった人の役も登場しており、

障害者の生活、恋愛事情をなるべく多く発信していきたい。という気持ちが伝わってきます。

テレビだけでなくYouTubeにも車椅子ユーザーとの対談を載せていたりしてるので

まだ視聴された事がない方にはオススメします。
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