私、自分の筋電信号で歩いている。

念願叶って、HALのリハビリが始まった。

本来は、脳梗塞等で麻痺となった入院患者にしか使用させることは出来ない。と
病院側から言われており、いつも遠目で見ていた。

でも、PTさん達が筋肉の動作を診た上で、『やったほうがいい。』という見解を出し、

リハビリに取り入れて行こう！という方向に変えてくれたのだ。

しかし、HALのサイズが身長150cm後半用ので、
脚の大きさ、長さが合わないのでは？という壁にぶつかった。

それでも装着できるように工夫をしてくれて、

かかとの痙性も浮かないように

シューホーンを付けたうえでHAL用の靴を履くことにした。

いざ、チャレンジ。

ハーネスを付けられ、吊るされHALを装着。

やはり若干サイズがずれるがギリギリの許容範囲。

心配していたかかとの逃げもなかった。

HALの場合は筋電信号が伝わってないと、機械が動いてくれない。

だからこそ、

『歩く』

足を前に出す。蹴る。右。左。

をしっかり意識する。

PTさんのサポートもあるが、筋電がHALに伝わり自分で足を出すことが出来た。

国リハで行なったLokomatよりはスムーズではないが、

自分の信号がなければ作動しない。という事を感じながらすることで、

下半身が動こうと頑張っていることが、ダイレクトに伝わる喜びがある。

汗だく…。

終わった後は、筋緊張も緩んで身体がとても軽い。

下半身だけでなく、上半身もなんだか軽い。

今後どれだけ出来るかはわからないが、

HALをしていくことで、より筋緊張がほぐれ、筋肉もついてくれたらいいな。

今日のリハビリで再度確認出来た。

まだまだやれることはたくさんある。

と…。

あぁ。最近マンネリで方向性が定まってなかったが、今日からはリハビリが楽しみで仕方ない。

火曜21時から関テレ系列で放送中の

『パーフェクトワールド』
原作には無い細かな脊損・車椅子ユーザーのリアルを伝えてくれています。

骨肉腫で義足になった人の役も登場しており、

障害者の生活、恋愛事情をなるべく多く発信していきたい。という気持ちが伝わってきます。

テレビだけでなくYouTubeにも車椅子ユーザーとの対談を載せていたりしてるので

まだ視聴された事がない方にはオススメします。
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