車椅子は自分の脚となる物だ。
国リハでは毎週金曜日の夕方に複数の業者さんがきて
車椅子の修理やどんな車椅子に乗るのかを相談出来る。
選ぶにあたって1つ大事なことが、
自分が暮らしている市にそのメーカーを取り扱ってる業者があるかどうかが大切だ。
取り扱ってないメーカーだと他の地域へ持ち込んだり、出張を頼んだりと時間がかかる。
二台持ちでもしない限り、修理中は車椅子をレンタルすることになる為、
取り扱いがあるメーカーを選んだほうが適切である。
車椅子を選ぶに当たってもちろんデザインは大切。
しかし、
姿勢やフィット感を妥協すれば動作への不便だけでなく體の歪みも出てくる。
その為、色んなメーカーの車椅子を乗り、
どれが體に合っているのかを知ることが大切だと感じる。
日本の車椅子メーカーで一番有名なのが”OX”ではないだろうか。
海外メーカーであれば”パンテーラ”。
病院で借りているのはOXだったのだが、骨盤が寝て姿勢が悪くなるのが
あまり好きではなかった。
パンテーラを試乗し、良い姿勢で乗れ、こぎやすさや、キャスター上げのし易さは感じたが、
膝下のフレームが狭いために、床トラがやりにくいという点があった。
その他、”クイッキー”や”タイライト”も乗ってみたが合わなかった。
『dele』というドラマをご存知だろうか。
まだ、地元の病院に入院していた時に放送していたのだが、
山田孝之が車椅子ユーザーの役で、その車椅子がかっこよく
これに乗れたら良いなぁと思っていた。
しかし、メーカーもわからずそんな雑談を業者さんにしたら、
”マツナガ”というメーカーのニューモデルということがわかり、
試乗してもらえることになった。
現物を観た瞬間、乗った瞬間。
これだ!!と思った。
自分が理想としている姿勢やこぎ具合、フィット感。そして見た目。
全てが揃っていた。
折りたたみ式ではなく、固定車と言って、車への積み込みなどはタイヤを外したり、
という手間があるが、その分、歪みなどに強いため、
地元業者でも修理の取り扱いをしてたため、障害者手帳の申請がおりたら発注することにした。
平均で2,30万だが、こだわればこだわるほど、値段も高くなる。
體が変化していく中で、1台目はそこまでこだわらなくても良いのでは?という意見もあるため、PTや業者さんとしっかり話し合い擦り合わせて
良い1台目を選ぶことが大切だと感じる。
自分の脚になる車椅子をどこまで大切にしていくのか。よく考えてみてほしい。
知識がなく調べても難しいことが多いし、体感してみないと気付かないこともたくさんある。
だから、国リハのような環境が整った病院に行くことがより重要となってくるのではないだろうか。
退院後は車椅子は有料で借りないといけないのだが、
車椅子はGW前に納車されることが決まり、申請から5ヶ月間くらい経ってのことになる。
ニューモデルということもあるが、
もうひとつ、オリンピックがあることによってイベント等への納車など、
個人の車椅子よりも行政への納品を業者側が迫られている。という話もあった。
半年以上待つ人もいて、
オリンピックを盛り上げる為の代償が、個人にきていることにとても疑問を抱いた。
当たり前のことを何度も言うが、
車椅子は自分の脚である。一心同体で過ごしていく”物”ではなく”體”なのだ。
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