転院して約2週間が経った。

 

入院した時に、担当の看護師さんとリハビリの目標を立てていた。
『最低でも、自力で直立したい』と。

 

自分の長下肢装具もなかった為に、歩行までは行えないだろうと思い

『歩きたい』とは書いていなかったし、

担当PTさんにも思いは伝えていなかった。

歩くのを諦めている。というより

優先順位的にも賛成されないと思ったからだ。

 

でも、

少しずつPTさんとリハビリをしていくうちに

この人になら自分の想いを伝えても受け止めてくれるのでは?と感じ

『歩行練習をしたい。』と言ってみた。

 

なんで最初に言わなかったの?
歩きたいっていう願望がないのかと思ってた。

車椅子のままでもいい。って言う人いるからさ

無理にこっちからは提案しないんだよ。

 

そう言われて、

遠慮なんていらなかったし、
これからももっと気持ちを伝えていくべきだ。と感じた。

 

一緒に體をつくっていく人に心を開かず

やりたいリハビリが出来なかったら此処に来た意味は無い。と改めて思った。

 

 

やはりPTさんによって患者さんに対しての意気込みは正直違う。

だから私は聞いてみた。
『PT︎としての先生の気持ちと、雇われPT︎としての先生の気持ちにジレンマはありますか?』

 

それはあるに決まってる。

即答で答えてくれた。

 

PTとして患者さんが目指す目標までサポートしたい。やらせてあげたい。と思いながらも

入院システムや主治医の判断でその思いが叶えられずに終わってしまうこともある。

 

仕事としてではない感情が混じってサポートしてくれてるからこそ

この先生と頑張っていけると思った。


 



 

病院にある長下肢装具で脚のサイズが合うのがあった為、

初めて起立してみた。

立つ時も平行棒があれば腕の力で1人で立てた。

バランスをとるのが難しかったが

慣れてくるとしっくりくるポジションを見つけることができ、

両手を数秒離すことができた。

 

 

 

 

普段褒めてくれない先生が

『初めてで両手離せるのはすごい。』と褒めてくれた。

歩行にもチャレンジした。

装具によっては股のところに継手があり

踏み出しを補助してくれるものもあるが、

私の場合は骨盤を引き上げて脚を前に出す。

というやり方で歩行をした。


 

骨盤を引き上げるには、腹斜筋(横腹)を持ち上げ縮める必要があった。

イメージが全く湧かない中でも、先生がサポートしてくれてる事で

前に進むことは出来た。

 


最近では使うことがなかった筋肉と腕で支えてる分が大きく

平行棒を往復するので精一杯だった。

 

でも、

やりたかったことがやれた嬉しさ、久々に立って歩いた感じが

たまらく楽しかった。

 





 

PTの先生に気持ちや考えをしっかり伝えて擦り合わせ

限られた時間を全力で過ごしていく。

 

 

このブログを読んでくれてる方で

主治医、看護師、PT、OT
病院で自分に関わってる人たちに遠慮したり

気持ちを伝えきれてない人がいるなら、必ず伝えてほしい。

『どうせ言っても…』という考えは無くしてほしい。

 

 

言っても受け入れてもらえるかどうかが大切なのではなく、

まずは伝えることが大切だと思う。

 

 

リハビリ病院でどれだけ充実させれるかは…

自分次第。

 

 

 

 

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