こんにちは![]()
先日、子宮を失った女性(27)に代わって代理出産
した実母(53)が25日、娘とともに記者会見しました。
国内で代理出産を行った当事者が、報道陣のカメラ
の前で会見するのは初めてみました。
代理出産で子供をもうけたことを公表したケースとし
ては、タレントの向井亜紀さん夫婦がアメリカで実施
した例がありますが、匿名で顔を出さないことを条件
に取材に応じた方はいますが、今回のように会見した
前例はなかったとの事。
女性は、1歳の時に子宮に大きな腫瘍が見つかり、
子宮を切除しました。思春期をを過ぎても生理がなく
おかしいと思っていましたが、母に理由を聞けないで
いたとの事で、22歳の時、「自分の体について知りた
い。」と母に手紙を書き、初めて事情を聞かされたとの
事です。
2回目の受精卵移植で妊娠した実母ですが、出血し
切迫流産しかけ、2回にわたって入院しましたが、無事
今年の5月帝王切開で体重2600グラム余りの元気な
男の子を出産しました。
代理出産を巡っては、日本学術会議の検討委員会が
2008年原則として禁止しており、今回も日本産婦人科
も「学会でも認めておらず、会員の施設で実施されたの
は、遺憾である。」と声明を発表してます。
確かに、出産にはリスクが伴い、代理出産はそのリス
クを夫婦以外の第三者に負わせるという問題がありま
が、それでも子供が出来ない夫婦のために、リスクを
承知で出産を引き受けようという人の意見を封じ込める
事は、難しいのではないでしょうか?
会見を開いた母娘の行動は、とても勇気のある行動で
あり、もし私だったら、産まれてきた子供の将来を案じ
そんな勇気は持てなかったと思います。
この母娘の勇気ある行動に報いる為にも、学会や医療
に関する法律立案にあたる政治家は、真摯に耳を傾けて
ほしいと思います。