中小企業診断士の小林慶志郎です。
いま、クローズドなコミュニティを運営するためのアプリ開発を進めています。
それ用にnoteも書き始めましたので、よろしければそちらもご覧ください。
https://note.com/bise_kk
そのnoteでも触れたのですが、「心理的安全性」の重要性について、最近よく考えます。
安心して働くことができる環境をどうやって構築するか、ということについてです。
私はマネジメントの視点でプロジェクトにかかわることが多かったので、どちらかというと人に動いてもらわないといけない立場です。(まぁ自分でもめっちゃ動きますが、それはそれとして。。)
そのためには、この「心理的安全性」がとても重要。
何者にも萎縮しなくていい、自分の意見を言っていい、自分が自然体で居られる。そんな状態を指す言葉ですが、その環境を築けている環境って、実はすごく少ない。
そもそも多くの組織で、年功序列や、ヒエラルキーによる組織づくりが一般的なので、みんながみんな自然体で居られる環境を作るのって、すごく難しいんです。
じゃあどうするかと。
簡単に、こうすればいいよね、という答えが出るものでもなく、組織にこびりついた文化をそう易々と変えられるわけでもありません。
オープンな組織を作ろう!と突然かけ声をあげても、誰もついてこれません。古くから「今日は無礼講だ」の言葉のむなしさが語られるのと一緒ですね。
とはいえ、なんの解決策もないとこの記事を書いた意味もないので、ひとつ考えていることを。
キーワードは「自己有能感」。
心理的安全性を保つためには、オープンな環境を作ることが重要です。
「意見を出していいよ」、「批判しちゃだめだよ」などと、発言しやすい環境づくりを整えに行くのが一般的なアプローチです。「意見を聞く環境づくり」ですね。たしかに、組織的には、その方向で間違っていないでしょう。
じゃあ逆に、一人一人が「意見を言えるかどうか」は何で決まるでしょうか?
それは「みんなが聞いてくれること」なのか?
優しい仲間たちが意見を聞いてくれるとしても、「みんなが分かってるようなことしか言えない」環境であれば、積極的に発言なんて出来ないと思うのです。みんなの時間を奪うだけになってしまうから。
とすると、発言しようと思うために必要なのは、「この場に自分の意見が必要だと感じられるかどうか」です。
これって、すごく難しいんですけどね。
けど、言葉にすると「自己有能感」なんだと思います。
自分はこの場において、特定の範囲については能力があるとか、知識があるとか、そういう有能感があれば余裕で発言できますよね。
そうじゃなくても、「この場でアホな発言しても、みんななんとなく笑って可愛がってくれる」みたいな有能感もありです。
「ちょっと厳しいこと言うけど、みんな分かってくれるはずだ」とかも同様です。
一人一人が、自分自身の価値をその組織の中で感じられているかどうかなんです。
逆の立場から言うと、その組織は、メンバー一人一人に、何らかの自己有能感を感じてもらえているかどうか。
それが、発言しやすい環境を作るうえで、最も重要なことなんだろうと思います。
心理的安全性を担保するための組織づくりは、一人一人に「自己有能感」を持たせることができているかどうかがポイント、というまとめになりますね。
そのためには、みんなが意見を聞く環境づくりは当然重要で、加えて、人格否定されないこととか、
成功体験を積んでいけることとか、やること自体は普通のことなんですけどね。
具体論に落としていくと、うまく仕事を任せて成功体験を積ませるとか、何百年前から続く育成論だよ、みたいな話になりそうです。。。
ま、言語化するっていうのは大事ですね。
それと、
そもそも最初から自分の好きな人達だけでチームを組めたら、そんな手前の悩みも減るよなーと思っていまして、
そういうチームを、クローズドで作って、やり取りするためのアプリを作っています。
というのが、冒頭に書いた開発中のアプリの話です。
https://note.com/bise_kk
と、強引に宣伝を挟みこんで、
まとまりのない今日の投稿を終わりにしたいと思います。。
小林慶志郎
合同会社KBC 代表
中小企業診断士
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今年の春、緊急事態宣言が出た頃、外出自粛が謳われ、会社にも行けず、飲みにも行けず、ひとりひとりが孤立していくような気がして、この先コミュニティって重要になるよね、という本を書きました。(Kindleで発売中です)
「コミュニティと生きる時代 〜withウイルス時代の仕事と組織のカタチ」--小林慶志郎
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