東京都美術館へ。

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これは見ておかなければ…
と心底思わせる 世界に名だたる名画を見にきました。

ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ(1853-1890)とポール・ゴーギャン(1848-1903)の名前を聞いたことがない人はまずいないと思います。

その二人が、1888年 10月23日から12月24日にかけて、約2ヶ月間 南フランスのアルルにて、通称「黄色い家」で共同生活を送っていたエピソードも、アートの歴史においては有名な話。

今回の企画展では、その二人が送ったアルルでの短い共同生活や、その前後の二人の交流に焦点を当て、ゴッホ、ゴーギャンの画業を時系列に振り返る特集展となっています。

今回、ゴッホとゴーギャンの絵画が世界中から集められ、関連作家の作品も含め、その数は実に62点。

二人と交流があったり、影響を与えた画家たちの作品も、モネやミレー、ピサロなど、一流画家ばかりです。

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ゴッホとゴーギャンの自画像。
お互いにいかに影響を与えたかが わかりやすく展示されています。

例えば椅子。

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左がゴッホで、右がゴーギャンです。

これらの絵は企画展のポスターにもなっているように今回のメインでもあり、
なんと実物の椅子が この絵をもとに作られて販売されています。

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ゴッホの椅子には おばぁちゃんが座っていて、写真を撮りたい人に囲まれながらも動いてくれませんでした( ̄▽ ̄;)

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お値段も 12万と27万 とは、なかなか商売上手です。

作品を見終わって 最後に出てくるショップの販売品には、こういうオリジナル商品が多くて面白かったです。

展示作品は撮影NGなので(載せている絵の写真はすべてネットでお借りしたものです)

今回のおもしろグッズを紹介しましょう

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ゴッホ自画像の「フェイスマスク」
実物がパウチされて置いてありました。
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ちょっとそそられます…笑

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↑こちらはポムポムプリンちゃん のファイル。ゴーギャンの椅子に座ってます。

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↑マスクと飴が入れられるポーチ。
表には静物画の玉ねぎの絵。

ゴホン!ゴホン!ゴッホ!…といえば

って、ダジャレかいっw
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内側に そのダジャレがプリントされています。
龍角散の飴 2個ついて1,458円 とな。

グッズに限らず、コラボメニューも。

絵からインスピレーションを受けたメニューと言っても、つながりは結構ムリヤリっぽい…

パン屋さん「アンデルセン」とのコラボ↓

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玉ねぎとベーコンの静物画があったことから来ています。

ハードロックカフェとのコラボ↓

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アーモンドアップルケーキってのも、
「グラスに生けた花咲くアーモンドの小枝」から来ていて、つながりは「アーモンド」だけ。

絵からはケーキにはまったくつながらないから、よく考えたものです。

グラスに生けた花咲くアーモンドの小枝↓
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そんなムリヤリつながりは おかき にも。

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ゴッホの玉ねぎおかき も、静物画に玉ねぎがあったというだけ。


日本の「おみやげ文化」に根づく 購買意欲を上手に煽る商品ですね。

あいにく私はひとつも買いませんでしたが。


この企画展は このあと愛知美術館へ行く予定なので、きっとこの商品も そのままついていくのでしょう。


絵で感動したあと、商品化のアイディアに感心した 美術鑑賞でした。


東京都美術館は上野駅から少し歩きますが、上野公園の中を歩いていくと 紅葉した木が見れたり、帰りには桜並木にイルミネーションがついていたり。

絵を見る以上に いろいろと楽しめました。

とても見応えありますので、期間も残り少ないですが、ぜひ足を運んでみてくださいね