MB W124 220E Ltd ヘッドライトの不具合、ハイビームなど
8月末、ヘッドライトをハイビームにすると警告灯がつき、その後は、通常のライト点灯時でも走行中に一瞬、警告灯がついては消えるような症状になっていました。また通常のライト点灯時に、おそらく右側はハイビームの明るさになっており、明るさに左右差が出ていました。光軸調整もうまく作動していませんでした。その際、ディーラーに持って行きましたが、整備が混んでいるので、預かるのは少し先になるのと、まずは数日預からないと原因は分からないとのことでした。そのため、近所の整備工場へ参りました。そちらでは、ヘッドライトの根本の部分で欠けていた箇所があったので、その部分の接着、バルブ交換、新品リレー交換などを依頼して、取り急ぎは凌ぎました。その際に光軸調整と左右差は解決していました。その間に、今後のことも踏まえて、純正新品のヘッドライトの左右は購入しておきました。なるべくこちらは使わず今回は修理しておきたいと思っていたので、先週末、所用で遠方へ数日出かけるついでがあり、予約していたとある整備工場へ持って行きました。右側のヘッドライトの根本が欠けていたのは9月に近所の整備工場で修理済みでしたが、今回は警告灯がまだ点灯するのとハイビーム点灯時に警告灯がついたままなのを診て頂きました。まずは、この不具合でよくある原因と思われるリレーの部分から。9月に持ち込んだ近所の整備工場で純正品のリレーに交換済みでしたが、取り出してみると焼けた臭いがする!?なぜだ?となりました。一つ目の問題は、配線がいじられてしまっていました。まずはこれをばらして、元の状態に戻します。これだとハイビーム点灯時に流れる電流はかなり多いのに、通常2つに分かれて流れるものが、1つにまとめられてしまっており、これが焦げた匂いの原因かと、素人の私でも分かりますね。これで点灯してみますが、うまくいかず。リレーを拡大してみますと、新品、純正品のリレーにもかかわらず、ハンダにクラックが入っているのが数カ所あり、これを綺麗にやり直して、再度ライトを点灯するも、未解決のまま。↑次はあやしき部品が取り付けられていましたので、そちらを。前オーナーか前々オーナーの代に取り付けられたのでしょうか。ウィンカーリレーが純正品ではないとのこと。純正品はこちら。↓白いのが純正品です。この部品の中には特許で作られた部分があるので、先程の黒いウィンカーリレーとは大きさなどは同じでも中身の重要な部分が違うとのことなので、純正品に替えて頂きました。それでも状況は変わらず。では、先ほどハンダを綺麗にやり直したリレーの電圧を一個ずつ調べていきます。全ての箇所にきちんと電圧が流れていました。その後、端子も左右入れ替えなどしてみました。これらは、ヘッドライトの不具合でよくあるパターンを診ていったわけですが、これでは未解決なので、ほかに原因があるとしか考えられない、ということに。そこで、私が「それであれば、手元のハイビームのスイッチ(ウィンカーレバー)とリレーまでの配線などを疑っては。」と申しました。それから15分後「原因が分かりました。」とのこと。ウィンカーレバーはコンビネーションスイッチになっており、ヒューズボックスの電圧を調べたところ、15,16番に電圧が来てないということでした。ウィンカーレバーは純正品の新品となるとそれが手に入るかなどを調べねばならないので、今日のところは、ヒューズボックスの電圧が正常に流れるよう、そちらを直しましょうということで、そちらをお願いしました。これで、今回のヘッドライトに関する不具合は解決しました🌹このあとにテールランプのひび割れの件も、交換をお願いしました。こちらはまた改めて。1つ1つ原因と思われる箇所を突き止めていくのは興味深いものでした😊