今年の四月、次女は小学校5年生になりました。
何を思ったか突然学級委員に立候補し、そして何の間違いか選出されてしまいました。
しかし!
先日、担任の先生からお電話が。
「学級委員はみんなの手本とならねばならないため、残念ながら降りてもらいました」と。
先生によると、何度言っても宿題を提出しなかったようです。
小学生で、役割を解任されるのも聞かない事な気がします。
私は笑ってしまいました。
一方、妻は激怒!
そりゃそうですね。
その都度、「宿題はやったの?」と確認し、「やったよ!」と自信満々で返答していましたからね。
嘘ついてたようです。
学校から帰って、一目散に公園に行って友達と楽しい時間を過ごすのが次女は大好き。
塾にも通っていますが、あまり勉強も身に入っていないようで、成績はどんどん下降。
ピアノも練習しないから全く上手くならず、そのくせして「発表会に出る!」と無謀なことを言ってピアノ先生を困らせます。
でも、まあ いいです。それで。
彼女の良さは、別のところにありますから。みんなのためにいろいろしてあげるのが好きで、
将来はファッションデザイナーになって、大金持ちになって、全部寄付をするんだと夢を語ります。
ちょっと変わった、明るい子です。
長女の受験勉強では、こちらも勝手がわからず、干渉しすぎ、でも大して成績は伸びず。
次女の受験勉強では、反対に放置気味にしてみましたが、成績はどんどん下降。
勉強でいい成績を修めるような教育は私にはできないのかもしれません。難しいもんですね。
いや、親なんかあまり関係なく、結局本人次第なのかもしれませんね。
私の人生ではないので、本人が楽しく生きていってくれればいいです。
親の仕事は、その環境を、下地を整備してやることと割り切っています。
妻はどうもそうはいかないようで、いっつもカリカリしています。
だから次女に言いました。
子供ですから、楽しいことを優先するのは仕方ないですが、学校の宿題くらいやりなさいよと。
あと、「やっていないのに、やった」とうそをつかなようにと。
「だって、正直に言ったら怒られるでしょ?」
たしかに! 妻は怒るでしょう。
そうふうに相手の心情を読み、それをうそにより回避する能力を身に着けたと思えば それも成長かもしれませんね。
そして、昨日も同じことを繰り返しました。
妻が仕事から帰ってくる前に、次女は祖母に対して「今日はママが怒るだろうから、うるさくなるよ。夜は部屋に避難していたほうがいいよ!」と祖母を気遣っていました。
優しい子です。